今年は初ファミリーキャンプに挑戦しようと、結構前から張り切った。
ここのところ一~二ヶ月は道具探したり場所探したりで、脳ミソのかなりの部分を使ってた。
キャンプ自体はそんなに不慣れではないはず。
兄貴と槍ヶ岳登頂したときや渓流釣りに嵌ってたときに南アルプスで引き摺り回された時に過酷なものは経験済み。テントを背負って行くやつ。
その後、夏休みの海釣りや乗鞍帰りの自転車旅とか朝霧JAMとかで、社会人になってからもまあ一年に一度はやってた感じ。
そんなアウトドアに何が必要で何が不要かだいたいは解ってたつもりだったが…。
いざ、家族で行くとなると結構悩んだ。
ひとり好きでやる分には多少辛くても我慢できるが、ファミリーキャンプは「楽」がキーワードだから。
これを書いてるのは夜中の寝静まったキャンプ場でして、明日もあるけどまあ初めてにしては成功したかと。
場所は丸火自然公園。富士市。
嫁ちゃんの実家から30分。
緊急事態になったらご両親の助けが…なんて甘い考えもあり。でも、本当に良かった、ここ。
選ぶ前に悩んだネガティブなポイントもほぼ問題なし。
①駐車場からの荷物運び。
→DOPPELGANGERのワゴンで楽勝。朝霧JAMに比べたらワケなし。砂利も大きくないので車輪は楽に廻る。駐車場からは坂がキツイので、ゲート(?)前から搬入するほうが楽。
②サイトが岩だらけ。
→ペグも2〜3ヶ所探せば刺さるし、薄手のマットさえ敷けば寝れる。
③ひとつのサイトが狭い。
→これが最大の難関かと思ったが、2サイト借りれば問題なし。このキャンプ場の最大のメリットが1サイト500円という安さ。GWでも多分埋まってなく、1ヶ月前くらいで余裕で予約できた。
469号からの入り口は杉林だけども、
公園は原生林で色が豊か。
受付の自然館。道を挟んだ向かいに駐車場。
駐車場からのサイト入り口。
結構な勾配で、ワゴン運搬も難しいかも。
炊事場
整頓されてる。調理に使ってた人はオイラ以外皆無。
みな炭火はやらないのかな?
トイレのキレイさに驚いた。
こんな木陰の濃いサイトも珍しいかも。ちと、春には寒いか?
管理棟となる「自然館」でチェックインしようとすると、1000円の支払いに対して手持ちは一万円札…。お釣りは無きことの指示があったのに。
ゴメンナサイと申し出ると、「ありゃ、まだ金庫開けてないから、ちょいと後で来てくれ」と初老の管理人さん。
その言い口の柔らかさが非常にうれしかった。好感度抜群。
荷物搬入は駐車場口ではなく、
こちらのゲートからやった方が俄然楽チン。
撤収時は、管理人さんがポールを抜いて車をサイトまで入れさせてくれた。
超やさしい!「また来てね」だって。是非。
こいつで3往復の荷物。
荷物搬入。
こちらはある程度覚悟してた作業ボリュームだったけれども、メンバー達は「多すぎ~」「早く〜」と、不満げ。急ぐ。
ようやく搬入して、まず初のタープ設営。初体験で、完成形を知らないので不安。自転車で知らない峠が辛いのと一緒。
完成途中だけれどもポールが立ったところで喜んで写真とかプシュとかやってると、「まだでしょ!」と叱咤。
ポールが立ったところでひと安心。乾杯。
胡散臭いメーカーだなーと思ってたけど、
すでにファンになっている。安くて丁度いいスペック。
ピンと張れたときは爽快。でかいかなぁ?と思ってたテーブルもこうやって設置してみるとジャストサイズ。
今回思ったのは、ファミリーキャンプは大きくて大きすぎることは無いということ。
どうせ、背負うわけでもないし。
お昼ごはんはSPA王とかで軽く済ます。お湯はスノーピークのケトルで沸かすが、小さくて卓上のガスコンロの五徳に合わず網を敷くことに。なんとなく背伸びして入手したスノーピークの小物。
スノーピーク アメニティドームL。
ロゴスのぴったりグラインドシートの上にボトムを。
撤収のとき分かったけど、このシートで結露をシャットアウトできてた。
これで完成と思った彼奴らがくつろぎだす。
完成。
初回設営なので若干の困難。所要1時間。でも、次回からは30分足らずで出来る。
説明書には「メインポールは二人で建てること」、とあるけど丁寧にやればひとりで充分。
おとな2人にチビども2人。それに対して大人4人子ども2人仕様の「L」は大きいだろ?と随分悩んだが、広いほうが楽しいはず!と考えた結果は吉と出た。返品しなくてよかった。
いずれ、狭いサイトで痛い思いをする時が来るのかな?
末永く愛用出来る感触あり。大切にたくさん使おう。
15年モノのトレッキングシューズの靴底が外れ、応急処置を「ひもくるりん」で。
この道具、慣れると手放せません。しかし、靴買わねば。
さの萬のくるくるソーセージとムール貝串
恒例マシュマロ
恒例ホッケ
こげてな~い
本日のメインデッシュはハヤシライス。
ソースはガスコンロので作って、米は炭火で炊くことに。
これまでは普通のコッヘルで何度も炊いてきたけど、今回はユニフレームのライスクッカーを導入。
適当に起こした炭火に適当に乗っけて蒸気が弱まったら下ろしてしばらく蒸らすだけ。無造作。
これだけで焦げ付きゼロでふっくらご飯の出来上がり。
コッヘルでは焦がすのが前提だったのに…。
ちと不思議なくらい。
なんて道具に夢中になってると、チビちゃんたちがグズりだす。
グッドタイミングでジジババが遊びに来てくれて大助かり。
キティーちゃんの車をもらっちゃった
これで一発でチビどもの愚図りが収まった
右下に小さな風穴(?)
今回は設営して食事作って寝るだけになったなぁ。次からは遊ぶ時間をもっと作ろう。
夜は風邪にやられてたおいらは咳き込んで3時間程度の睡眠だったけど、皆は寒い寒いと云いながらもグッスリ。よかった。
丸火自然公園、テントが密集してないので赤子の夜泣きも心配が少なくて済むのが大きなメリットだったな。あまり迷惑掛けないし、こっちも気を使わないで済むし。
咳き込んで寝れない私はひとり震えながら日記書き。。3時過ぎ…
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