家族は、皆実家へ。
19時ちょい前に会社を引き上げる。
酒匂川の花火大会だけれども、
さすがにカンタとかが居ないと行く気はしない。
呑みに歩くか、映画でも観に行くかと、少し悩んだ結果、おうちでDVDを借りて観ることに。
スマホにメモっている「観たい映画リスト」はてんこ盛り。
ツタヤでリストの一番上、「脳内ニューヨーク」を検索。ヒット。
そして、なんとなく観たい気分だった「この空の花」を入れるとこれまたヒット。
この空は、これまでちょいちょい検索するも「在庫なし」で、がっかりしたもんだ。
なので、嬉しかった。
あとで、公式ホームページを観ると「2014年7月8日DVDレンタル開始!」なのね。
縁を感じた。
自分が耳に入れていた情報から不思議というか変な映画だという印象でカテゴライズしてた。
なので理解不能なまでに変なものを少し期待してたのだけれども、そんな感じでもなく。
震災、戦争、花火、家族、長岡、天草、長崎、アメリカ…と、とにかく色んなものを関係づけるのだけれども、それが、いちいち登場人物が語ることで関係づけるのだけれども、鬱陶しくなることもなくすごく心地よく。
戦争は絶対にダメだと素直に伝わったし。
舞台が長岡花火大会というか長岡空襲の8月2日。その日にこの映画を偶然観れたことに、僕も関連づけられたと思い、ちょっとラッキー。
こうやって、ひとつひとつの繋がりをキチンとまとめ上げるには、強引さも必要だし、繊細さも必要だし、スゴイなぁと思った。完璧にできてる。
自分もこういう仕事をしたいのだけども、独りよがりになっていることが多く。
まあ、クライマックスの花火をぼかして前景にもってくる映像はビックリだったな~w
傑作!!
「脳内ニューヨーク」は、体調の不調の描写がすごく良かった。
実際に死んじゃったフィリップさんだから、さらに強烈な印象を。これも「この花」同じく、色んな関係性を強烈に示した話で、さらにテーマも見方によっては近い気もするけど(いや全然違うか)、2本立て続けに観たせいで体力もなかったのだけど、ちょっと頭良すぎて手放しでは喜べなかった。
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