大切なこと忘れてて自分の実家に帰る約束をしてた。
第14回あしがら花火大会とあしがら未来音楽フェスティバルの日。
久々に覗いたツイッターのタイムラインで露木順一元開成町長の告知で知る。
いかんいかん、花火はともかく未来音楽は一生で一度の貴重な機会を逃すところだったと、関係各位に帰省のキャンセルを告知する。
未来音楽とはヒカシューともう死んだ人たち(ジムオルークしか知らないのだけれども)と坂田明。未来音楽なのか過去の音楽なのか今の音楽なのか全然わからないけど超近所で観られる無料音楽としてはもう最高級なメンツで感激。
もう日中からワクワクソワソワする一日。
ヒカシュー≒巻上公一さんからは口琴を買った縁?があり。
ネット通販で買ったら巻上さんが直々に梱包した箱で届いて感激した思い出あり。
久々に口琴を手に取りビョンビョンやりまくって、カンタにやめてよ~も~(;´д`)と言われる始末。
家族全員で電車と徒歩で向かったのだけれども、ひとり気が急いてしばしば全員をぶっちぎって置き去りにする。
もしかしたら都心方面から未来音楽ファンが大挙してくるかもと焦りながら会場に到着するとこじんまりしたステージ前に観客はゼロ…w
良い感じの場所に良い感じにセッティングされた椅子とレジャーシートがあったのできっとタクロウ夫妻だと思い横にお邪魔する。
目の前を坂田明さんとジムオルークが通りすぎたりして、ああ素敵。ジムオルークさんには実録浅間山荘の封切りのとき劇場のロビーで接近し握手してもらったっけ。外人に縁がないのでここ10年で一番縁のある外人さんだなぁ。
石橋英子ともう死んだ人たちの演奏。かいせい水辺の公園でこんな素敵な音が流れるとはなぁ。
ジムさんのギター、染み入る染み入る。熱っぽく弾いてるとバックステージにいた坂田明さんがオリョ、いいギターだなぁ?とひょっこりと様子を伺いに来たりするのが楽しい。
観客(大部分はやはり横浜方面の遠方からとのこと)はほぼ皆着座で、おいらとタクロウくんだけがふらふらと立ち見。地元民ならではの開放感。ぼくらのこどもたちが音楽をバックに芝生の広場で遊んでるのもかなり幸せっぽい。
飛び入りした坂田明さんの即興は強烈で熱かったのにステージから降りるとすっかり落ち着いてペコリとしてて格好よすぎる。
ヒカシューではまず巻上さんと坂田さんとがハナモゲラ的なのを始めていきなり変態で素晴らしく、薄っぺらい感じの音を出すのかと勝手に思い込んでたけども濃厚で外で観るに素晴らしい。なんだか自分のためにここまで来てくれたと思っちゃう分、ものスゴく嬉しかった。
「入念」、なんて名曲。
嬉しさついでに元開成町長に来年もお願いしますと申し出る。手伝いたい。
この酔った気分のまま花火が始まる。
花火が上がる暗闇の広場にカンタが駆け回る。夏の夜の夢でも見ている気分になる。
このかいせい水辺の公園は、シクロクロスもやるし聖地です。