2014年3月30日日曜日

足柄峠と菜の花にあふれる山ライド。

どのコースを走るのかを考えてるとワクワクする幸せな寝しな。
そして、気持ちよすぎて地獄のように起きるのが辛い朝。

フンぬ、と6時前にもぞもぞと出る、フトンから。

天気予報を見ると10時過ぎから風が強まると。
面倒だけど念のためカーボンのディープからアルミリムのR-Sysに乗せ替える。当然ながらブレーキシューも。
出発が6時半と遅れてしまう。

外が結構暖かいので、RAPHAのウェアを着る。気分が少し上がる。

先週内山の道から幸せそうに見えた山をコースに入れることに。
側面が菜の花で埋め尽くされてる小さな山。
でも楽しみはとっておこうと、まずは足柄峠をアタックすることにした。

246の旧道も攻めたかったので小山側から行くことに。

すでに風は強烈で、R-Sys替えた努力が報われた。
たぶんディープリムのままでは、心折れてすぐに帰ってた。


ガーミンエッジ500の爪が折れてしまって装着できなかったので、出力表示は無し。
心を折る表示がない分、あきらめずに踏み切れる感じ。
あとで記録をみると、先週折れた谷峨のところでは頑張って踏めてた。

足柄峠アタック。
すぐに腰に来たので腸腰筋を意識したり上体ポジションを変えたりする。
どうも左足がスムーズに回せない。上死点で「カパカパ」しちゃう感じ。
練習が足りない。富士ベロはミズシマ、クリハラ両氏に2時間半を譲ろう…、とか考えて走る。

途中富士山の撮影スポットで脚を止めようとも思ったけど、
STRAVA的な順位も気になったので、頂上まで登り切る。

大して頑張ってないのに、ふくらはぎが攣りそうになり「アレ?」となる。

降って菜の花の丘に向かう。
球場に向かうちょっとした登りで、今度はモモが攣りそうになり「アレアレ?」となる。











山の農道にありがちな急斜面を登る。
周囲一面菜の花で香りも強い。
開けた道なので、南足柄から海までの展望が一気に広がる。

この山が珍しいなぁと思ったのは、
木々に邪魔されず景色良好で、山を360°ぐるりと周るような舗装路があること。

山の頂上は、電波塔と朽ちた鳥居や祠のある、妖気漂う不穏な雰囲気で、
眺望もよろしくないのだけれども。



調べてみると「浅間山」という名前で、
歩きたくなる道500選の酒水の滝~河村城址歴史公園コースのそば。
家族初ハイキングのルートのしようかな。

 距離:      60.06 km
 時間:      2 hr 31 min
 平均速度:   23.8 km/h
 獲得標高:   1,096 m
 消費カロリー: 1,208 kcal
 平均心拍:   142 bpm
 平均パワー:  249 W
 NP:        266 W
 MAP(20min):  257 W 
 CP:        249 W


自転車のあとは、家族で小田原わんぱくランドへ。
無料駐車券の期限が3月一杯だったので。


暴風。

ワゴンのなかに蠢くものが。

ドッペルギャンガーのワゴンを使ってたらチラホラと問い合わせが。
せっかく買ったから無理矢理使っている訳でもなく、すごく便利。



おうちに戻った後は、
カンタとおそとでテーブル出して乾杯して遊ぶ。
そして嫁さん、ランニング継続中。なかなかエライ。


2014年3月24日月曜日

アートホテル@ホテルグリーン

丹沢湖ライドで打ちのめされた午後。
小田原のアートホテルというイベントに。

嫁っちが町の施設で入手したパンフで知る。
無料、アート、そしてホテル貸し切っての展示という気合の入りっぷりからして、行かずにおられん。

よくわからん芸術系の展示と云う点では子連れには禁忌に近い。
でも「スタンプラリー」とか「体験」とかいうキーワードがあったので、子連れの野生の勘的にOKだと思い。まあ、無理なら地元の無料イベント、帰れば良いし。

小田原駅を降りて、緑町駅前に徒歩で向かう。

まぶしい休日の昼下がり。
めったに歩かない緑町への道。
人通りもまばら。

突然現れたは、このホテル。

屋上から何か垂れ下がってる…
そして、地味なビジネスホテル…

猛烈な不安なままに「アートホテル」@ホテルグリーンへ。

わたしの一部屋 展

壁にチョークで。

一部屋一部屋が展示場。
いつものビジネスホテルが異空間。

フロントはいつもの通り。それが良い。

あくまでもビジネスホテル。

カンタはアートより階段が好み。

そして、すべての部屋のトイレをチェックする。

ダイアルの電話がいかす。


住人(製作者)。カンタに作品を触らせる暴挙。

クリムゾンの宮殿とコルトレーン。
そして、マイルス、チャーリー・ミンガス、そして変なアート。
学生時代の自分の部屋を思い出さなくもない。

こんな絵の横では寝たくない。

物体。
ひとつ欲しい。

最高の部屋。
新幹線、東海道線、小田急、大雄山線。
全部、見える部屋。
箱根の稜線も。
この部屋、鉄ちゃん界隈で人気らしい。

↑の人気の部屋で展示してた住人。
建設会社の代表取締役兼アーティスト。
コーヒーを淹れてもらった。美味。

いや、しかし良い部屋だ。
自分が小田原に住んでなかったら泊る。

エッチングの道具。
うれしい展示。

「白くじら」、という絵。
口はキャンパスをナイフで切り裂いている。
フォンタナも現代に至れば解り易く動物の顔に。3万円。

嫁っちと共に感銘を受けた作品。
加藤肇司さん。
何百枚と新聞紙を貼ったとのこと。
作者ご本人の解説が楽しかった。
「貼っただけ。思想はない」、と。素晴らしい。
5万円。手持ちがあれば買ってたw

スタンプラリーやら、
アーティストさんから貰えるお菓子やら、
それでも飽きるカンタ。
「屋上にもアートがあるよ」
その一言で駆け上がるカンタ。

外から見て垂れ下がってたのはこのアート。
作者さんは「設置するの怖かった~」と。面白い。

みごとな螺旋階段のあるホテル。
カンタにはこの螺旋階段が一番のヒット。


スタンプラリーを完走するとくじ引きが。
見事ビーフジャーキーゲット!
無料で、ジャーキーまでゲットして。

コーヒーいただいた電車の見える部屋で、
居心地よかったもんで色々とこの会の運営を聞いてみたら…


Qこのイベントは今年はじめて?
Aそう。

Qホテル貸切だけど…
A宿泊料がこのイベントの参加費。

Qどうやってこのホテルを見つけたのか?
Aホテルのオーナーもこの類に熱心で。主催のひとり。あとはすどう美術館さんと朝比奈賢さん。



う~ん、この小田原の場末のビジネスホテルが…。素晴らしい。

外観は、とても金を払って泊ろうとは思えない佇まい(失礼)。。

でも内観は、イベントは別にしても、すごくかわいらしく、
たとえば壁紙が一面一面違ったりして、すごく意識的に良くされている。

「楽天」にすら載せてないんだろうな~と調べてみると。
非常に志の高い(?)ページがでてきた。

やっぱ、しっかりしてるホテルなんだなぁ。

自分は、地元なだけに、泊る機会は皆無だけれども、
誰か小田原に来るときは、奨めてみようホテルグリーン


毎年やって欲しいな、この「アートホテル」。





2014年3月23日日曜日

キャンプ場の下見と言い訳して本気で丹沢湖まで攻めようと思ったが撃沈。

3連休最終日。

なんとか有意義に身体を動かそうと5時半に目覚まし。
しかし案の定なんとか目を覚ましたのは6時半。
子どもたちが目を覚ましたらジエンドなので逃げるようにチャリにまたがる。

ヒルクライムしたい、でも、春を楽しみたい。
と考えて選んだコースが丹沢湖のちょっと先まで行くことに。

消費税駆け込みでキャンプ道具一式もそろえたことだし、丹沢湖のキャンプ場群の見学も兼ねて。

JCRCの修善寺ステージの日だということも承知のうえ。
なので、いつも追い込めてた丹沢湖までのルートで気合を入れようと。

しかしビックリするほどに踏み切れない。。
30km/hr台で走りきってた緩斜面も、脚が一杯一杯に…。
山北の道の駅先の、それこそ何十回も通った道。
いつもなら踏み切れてたペースっていうのは身に染み付いてるのに。
あとヒト踏みもフタ踏みも手前で脚が切れる…。

くやしいなぁ。

腸腰筋を意識したはずなのに、腰にくる。
こんな様子じゃ、修善寺ステージ出てたら、また腰痛で仕事に支障をきたすレベルになってたに違いない。。
少なくとも現状維持して、復活の年にちとレベルを上げようかと考えてたけど、今のままでは現状維持すら怪しいことがよく分かった。

最後の丹沢湖の登り。
ストラバ的に、なじみのお二人に余裕で負けてるしなぁww


丹沢湖についてからは、気分をポタリングモードに切り替えキャンプ場見学に。
かなりの数のキャンプ場があるが、
この時期だけにお客はほぼゼロ。

気になってたのは、中川温泉の先の奥にあるバウアーハウス
オートキャンプというと、だいたい4~5千円くらいだと思うが、ここは8000円超。
で、宣伝のWEBも作りこんでて、ちとハイソ(?)な感じ。
どんなものかしら?と興味があり。

しかし、近場とは思えない良好な景色。
走っているだけで楽しい。

きっと夏にキャンプしたら楽しいだろうなぁ~とワクワクする。

バウアーハウスには、そこまで宿泊テントをまったく見なかったのに、10棟ほど設営されて、朝ごはんの準備をしてて、活き活きと。
やっぱ、値段じゃないのね。質なのね(宣伝の質?)。

たしかに区画の広さもゆとりがあるし、施設もすごく手が行き届いてるのが、傍から見ても分かる。

1歳児の夜泣きリスク背負ってのキャンプには、これくらいゆとりのあるところが良いなぁと一気に惚れ込んだ。

まあ、どこに泊っても、丹沢はいい場所だなと確認できたのは良かった。


(たぶん)遠い順に並んでる連絡先リスト。

こんな寒い時期に結構な客入り。

雪すら残る。

その先は「自転車進入禁止」の立て札。行きたい、先に…

満ちた丹沢湖はすばらしい。

降って、大好きな内山がまたもや素晴らしい。

立ち寄って記念撮影。

球場に抜ける道を登ると、その景色も素晴らしい。
対面の丘の菜の花ロードは来週のターゲット。

で、うちに戻って500を外すと遂に爪が両方折れた…

 距離:      66.93 km
 時間:      2hr33min
 平均速度:   26.1 km/h
 獲得標高:   920 m
 消費カロリー: 1,179 kcal
 平均心拍:   137 bpm
 平均パワー:  225 W
 NP:        246 W
 MAP(20min):  233 W 
 CP:        233W