モヤモヤを払拭するためにPTの出力値をオモリでチェック。
どこかのブログで書かれていたやり方をトライ。
その記事を見つけられなかったのでうろ覚えでやっ てみる。
3kg鉄アレイふたつをスズランテープで結束。
体重計で測ると6.00kgを表示。正確だな。
自転車はミノウラのメンテスタンドに固定。これがないと厳しい作業かも。
ホイールが回らないようにチェーンステイとスポー クに棒を差し込む。
今回はたまたまチャリルームに転がってたギターチューニング用の音叉。
接線方向に力が掛かるようクランクは水平に。目視レベル。
EDGE500で出力をモニター。
筋トレだけじゃない。
ぶらんぶらん
ワット表示はゼロになります。
ワット = 仕事率 = 仕事 / 時間 = 力 × 移動距離 / 時間
ハブが回ってないのでゼロ。
ディスプレイの項目にはワット以外にパワーを示す単位がない。
そこでキャリブレーション中に表示される画面の、「torque」値を読む。
(キャリブレーション作業しないと出ない。校正値も出して欲しい。この不足感にRAINMAKERさんも言及。)
最初、キャリブレーションが済んじゃうとトルク値 を拾ってくれないと勘違いしてて、キャリブレーションが済む前に必死で値を記録しようとバタバタしちゃった。
キャリブレーションが終わった後にゆっくり作業す れば問題なしだった。
クランクにかかるトルクは、
クランク長(m)×オモリの重量(kg)×重力加速 度(kg/s^2)
リアハブにはさらに、
×スプロケ歯数÷チェーンリング歯数
これが表示されるトルク値になる理論値になる(は ず)。
172.5mmのクランクを使ってるので、 例えばフロント50-リア12で、
0.1725(m)×6(kg)×9.8(kg/s^2)×12÷50 = 2.43(Nm)
時間もなかったので下記2点だけを測定。
括弧内が理論値。
フロント50-リア12 2.34Nm(2.43Nm)
フロント50-リア25 4.84Nm(5.07Nm)
それぞれ何度か試したけども再現性はある。
ただ注意するコツがひとつ。
一度手でペダルを押すなどして過負荷が必要。
恐らく静止状態なので「チェーンのかかり」などの伝達ロスがありそう。
これをやらないと上記の値からさらに-10%くらいに なってしまう。
結局のところ理論値に対して-4~5%という感じかな。
実走してチェーンが動いた場合は、上記の伝達ロス もなくなるだろうからトルク計は問題ない気がするな。
+側に振れてるのかな?と思ってたけど、そんなこ とはなかったみたい。
(恐らくミズシマさんのが-側に大きく振れてるのだw)
スッキリした。
PTの回転計が狂ってたらどうしよう…、なんて考えたら重度のノイローゼなので考えないことにする。
スッキリして校正バッチリの翌日のパワトレ。
やはりおとといの校正が間違ってたっぽい。
110rpmで回しても250Wに乗らずギアを一枚小さく する。
なんとか250W-300Wのセットを3本クリアして今日はおしまい。
300W出すのにギアを使い切ってるので、負荷装置 の負荷レベルを上げよう。
まめに校正しなきゃ行けないな。
4月の頭に調子が良く感じたのは校正不良のせいかと思う。
機械に振り回されてる。格好悪い。
これからはうだうだ言わずにたくさん乗ろう。
**
トルクを実際に測って感じたのはその応答の遅さ。
サンプリングレートは60Hz(EDGEの表示レートはもっと遅い)とのことだけど、
過負荷掛けた後の戻りには相当のタイムラグがある。
センサーの問題かな?
負荷の入力箇所からリアハブまで測定箇所が離れてるので、材料の履歴の蓄積かな?
それともEDGEでの表示までの演算の問題かな?
こういうのを実感すると、ペダリング一周での負荷のベクトルを出しちゃうパイオニアのとかはどうやってるのかな?と。
かなり積算とかしてゆっくり出てくるのかと思ったら、動画を見る限りキビキビと反応してる!
チカチカし過ぎてる気もしたけど。
ほんとうにすごいな~と思う。
どうやってんのか色々想像してみたけど頭がおかしくなりそうになった。
試してみたい!買えないけれども。
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