今日は、自転車を買うのに背中を押してやった富士宮在住の同期とラン。
乗ってる頻度とか乗り方とか知らなかったので、
とりあえず合って話して行き先は決めようと。
「お前に任せる。付いて行く。」
「先月、箱根にいった。120km走ったぜ。」
このふた言により、富士山スカイラインの新5合目に決定。
初々しい自転車乗りをいじめて楽しく、
そして、素晴らしい達成感を味わってもらって感謝されるという、便利なコース。
そして、幸せなぼくの3日間を締めくくるには、申し分ないコース。
スカイラインの登り口までは、
軽くいじったり、アドバイスしたりして、併走して進む。
同期の走りは、勾配がきつくなるとペダリングが乱れる感じだったけど、
慣れればスイスイ行く気がする。CAAD10とはいいバイクを買ったもんだ。
スカイライン登り口からは、一端別行動。
90%(234W)のペース走で登ることを目標に、踏み始める。
…全然ペースが持たない。
最後の2kmはヘロヘロ。150Wくらいしか出ない。
結局215Wの1時間2分。
自己ベストが、ずいぶん前に58分だったので全然ダメってな感じ。。
売店で一服してから、
同期を迎えに行く。
残り4km地点で発見。脚が売り切れ状態。
でも、止めるって言わず、足をつきながらも見事ゴール。偉いというか、人間の業だよね。
大好きな新5合目の下りで事件が発生。
下り始めてしばらくして、右コーナーを曲がったあとの向かい風のストレートでハンドルが小刻みに揺れだし。共振している感じ。
ゆっくり速度を落としていっても揺れは収まらず、パンクだと確信。
なんとも制御できない感じで、ものすごい恐怖感。
あれ?
自転車を停めて確認すると、パンクはおろか、どこにも異常感なし。
もう一度下りだして、次の右コーナーを曲がってストレートを下るとまた同じ症状発生。
とにかく、怖い。すぐにでも転びそうな感じ。
後ろに追いついていた同期からも、ものすごい揺れていたと聞き。
こんなことは初めての経験。
「ディープリムのせいだとキツイな~」と、テンションがた落ち。
しばらく、ゆっくり下って様子をみる。
スカイラインを出て富士宮に向かう下りで、
向かい風のなか徐々にスピードを上げて70km近くまで出したが、
今度はブルブルは再現せず。再現する気配もなし。
ネットなんかで調べると、同様の経験者が少なからずいらっしゃるようで、
発生する条件を羅列するとこんな感じ。
①ディープリムで生じやすい。
②フォークの剛性が弱いと生じやすい。
③ホイールのバランス(スポークテンションとか重心の振れとか)が崩れてる。
④アスファルトのうねりがきっかけになる。
⑤タイヤが硬いと生じやすい。
⑥ステムとかの緩み。
②③⑥はチェックした感じ違いそうだし、②③なんかは違うと信じたい。
①は風で振れるときに共振のきっかけにはなりそうだ。
④については、振れた2回ともアスファルトに大きな周期の荒れた模様があり、
原因かもしれない。他の場所では起きなかったし。
⑤は確かに下界で空気を入れて、2000m超の場所で発生したのだから、あり得る気がする。
きっと共振を減衰させにくくする寄与なのだろう。
もうひとつ心当たりが。
いつもブレーキシューのセッティングに使っている治具が、ディープリムのせいで使えず、
厚紙を当ててトゥーインさせたのだが、そのトゥーインが深すぎる感じだった。
ピンポイントでシューがリムに当たるせいで、ブレーキの効きに周期が生まれ、
その周期とハンドルの振れが同期した気もする。
まあ、色んな要因が考えられそうだけど、
ひとつひとつ潰していかないと。。とにかく、気をつけなきゃ。
まあ、色々あったけれども、こんなにたくさん乗った3日間は初めてだ!
満足、満足。
距離: 87.33km
時間: 4時間55分
平均速度: 17.8 km/h
獲得標高: 2649m
カロリー: 1954kcal
平均心拍: 126bpm
平均パワー: 170W
NP: 189W
0 件のコメント:
コメントを投稿