2013年9月30日月曜日

感染症と降りが怖い病のリハビリ。

うなされるほどにヘトヘトになって作った資料を報告し、その夜は品川で飲む。そのメンバー繋がりでとある有名メーカーの役員いわゆる大物がご参上されたのだが、その柔らかい物腰が妖艶というか妖怪というか恐ろしく感じ、そのせいか気がつくと僕の体調は急降下。5時間は飲んでたのでべらぼうに酔ってるのに急な高熱が出て身体中が痛いという初めての体験。さらに目の前には妖怪が…(失礼w)。いつもなら悲しく感じる終電の時間に助けられ退散。

身体中の痛みにもがきながらようやく最寄りに着く。いつもならそこで酎ハイとカップ麺を買うのだがそんな元気は皆無で。

赤ちゃん用の耳で測る体温計。便利。


お熱を測ると38度8分。ガサガサとお医者から貰った処方薬の余り袋を漁りロキソニンとムコスタのゾロを飲む。今思えばその解熱がよくなかった。その夜はロキソニンのおかげでよく寝られたのだが、朝は微妙な体温。寝坊気味なこともありお休み頂くことに。のんびり休もうかなと思ったけど、幼稚園の見学に行くと嫁ちゃんが言うのでそれくらいなら行けるかな?と行ってみる。



ああ、子供って可愛いなぁなんて感じ入る余裕もあり、大雄山昇り口の幼稚園だったので見学が終わったら道了尊でも行くか?と提案する。
ああ、やっぱ道了尊は良いなぁと思った3分後にまたもや急降下。何にも出来ないくらいの体調になる。恐らく昨晩飲んだロキソニンの効果が切れたのかな。カンタと嫁ちゃんがテンションアゲてるのを横目で見ながら震えが止まらない。申し訳ないですと謝って帰路につく。車のハンドルを握る手もおぼつかず、暑いから窓を開けろと命令されるがままに開けるが、その風が腕とか顔にあたるだけですごく痛寒く感じて辛い…

ここのところ熱ばっかり出る。
全部メイちゃん経由。カンタからもらったことないのに。カワイがり方の差もあるのか?

耐え切れず昼間にまたロキソニン&ムコスタを飲んで何とか寝付く。でも身体を蝕む菌をやっつけるに解熱はダメかもしらんと思い、夜は薬抜きで過ごしてみる。地獄の様につらかった。39℃を行ったり来たりする体温で、全身筋肉痛、眼が激痛、全然寝つけない。気を紛らわそうとキング・オブ・コントの録画を見るもそれも辛く15分が限界。カルピスだけがうまい。

そしてまさかの会社二連休。さすがに病院に行く。処方されるは抗菌剤のクラリス。
10時過ぎに飲んでから夕方ころにはバッチリ効いて平熱に。一日早く飲んどきゃ会社行けたな…

きれいな相模湾は朝日で飛んで写せなかった。


翌朝土曜日、リハビリとしてチャリに乗る。秋晴れが美しく、空気も乾いてて心地好いことこの上ない。
気の赴くままに走ろうと特にルートを決めずに出発。まずは田島石橋からの広域農道。一汗かいての相模湾の眺めが素晴らしい。
登り降りを繰り返し、足柄乳業、震生湖と繋げる。震生湖手前の2段坂の二つ目で動悸を感じたので無理はしないでおく。ただこんなに爽やかに走れる日はそう無いなとウキウキ。さらに療養中出なかったモノがセブンで立派に出てウキウキ増大。

今回はリハビリともうひとつのテーマが下り坂のコーナーリング。
コーナー中にはブレーキは忘れる!と心に誓ってみると重心移動に意識が向かいスッとクリアできることがたまにあった。ブレーキも腕全体に力が入って上体が立ってしまいガチガチだったんだけど、上体をしっかり寝かして指だけで力を加えれば減速には充分。デュラなんだから信頼すればいいんだ。
なんて、今更ながらというか、そもそもこんなこと意識しているのが重症だということは承知で、リハビリを頑張ってる訳です。

いいぜ~、大雄山。


降りが楽しくなってきたので大雄山最乗寺道了尊に向かう。
先ほどの動悸もあったので、ゆっくりめで登る。いつもは全力で駆け上がるコースだったので、余裕のある気持ちで登ると実に優雅。参道ということもあり木々が濃く木洩れ日が素敵。
結局ゆっくりとは言えゴール地点ではゼイゼイと過呼吸気味になって息を止めて落ち着く。13分半ばでゴール。タイムはそんなに悪くなく良い感じ。
降りは対向車の気配があるとやっぱりビビって上体が立っちゃってフラフラノロノロする。余計に危ないんだけどね。



充分満喫してコスモスの咲く小川の土手で休憩。こんな秋晴れ、年数回あるかないかだな。


 距離:      50.92 km
 時間:      2hr 7min
 平均速度:   24.0 km/h
 獲得標高:   987 m
 消費カロリー: 984 kcal
 平均心拍:   136 bpm
 平均パワー:  223 W
 NP:        246 W
 MAP(20min):  232 W 
 CP:        268 W

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