さてどこに行こうか。
本当は井川あたりにチャレンジしたいけど、この季節。
リスク高すぎる。
GoogleMapとニラメッコして「天子湖」がヒット。
名前がまず良い。
さらにその上流には「佐野」という集落が。
恐らくダムに埋没せずに済んだのだろう。
ダムを越える一本の道。
それ以外にアクセス不可。
そんな集落の生活も覗きたく。
なんだか快く送り出してくれた嫁ちゃんとカンタ。
はぶ?
まずは憎き国道52号を避けれると思しき県道10号を確かめに。
通行止の案内表示。
ここら辺はとにかく「通行止め」が多い。
チャリは行けるかな?と進が結局Uターン。
バタン。
ここが繋がれば県道10号は本当に自転車パラダイスなのですが…
国道52号に出てから、万沢の集落をグルグルして、
ようやく10号へ。
今日は距離より楽しもうと。
踏めるところは踏む、休むところは休む。
10号は踏める人ならエンドレスに踏める良コース。
信号なし、若干の勾配。
踏めるからこそ分かるテクニックの重要性。
ギヤ一枚の大切さ、ペースの選び方、本当に勉強になった。
身延線の井出駅を右に折れて、
登り口に。
渓流釣りで味わったドキドキ感をもらえる登り口。
今日二個目のウイロウを食べてアタック。
静寂な感じのヒルクライム。
誰も居ない。
音は杉の落ち葉のサクサクと、ENVEの乾いたガッガッ、だけ。
サクサクロード。こんなもんじゃなかったっす。
ひたすら登る。
そして道を誤る。
ずっと富士川の景色が観え、
どうみても水を貯めれないだろう筋をずっと走って気が付く。
戻って天子湖に出る。
ダム。
お尻。
愛想のないお出迎え。
日本軽金属関係者以外立ち入り禁止。
無骨な平坦路を進む。
踏めまくりロードが一瞬あり、
仲間を連れて走りたい!っと思ったけど、
すぐにガレ地獄。
「葉っぱに擬態した石め…」と、ずっとつぶやきつつ、超スローペースで進む。
こんなもんじゃないです。
でも、旅情と感傷は抜群な道。
佐野の先には道はない。
こんな標識が旅情と感傷を招く。
集落に出る。
出てみると、なんだかすごく普通な農村風景。
この立地で営むにはモノ凄い尽力が必要だとは思うけど、あまりにも普通。
普通の農村風景を示す写真じゃないけど。
道中考えてた「営み」(ツゲとか釣りキチ三平とかw)とはずいぶん違う。
普通だけど、でも、絶対大変なはず。
見っけた、「普通じゃない」。
「さよなら」と、降る、降る、降る。
途中、詣で。ペンキ塗りたてでした。
連日のロングライドで慣れたせいか、
降りが超楽しい。
誰も居ないから、「ヒャッホーイ」。
遠回りの内船駅まで出る。
そっからの県道10号。
程よいアップダウンが脚を使わせてくれる。
まったく負けたのだけれども、
脚を存分に使わせてくれる路で、ぜひ仲間と走りたい(ひとりじゃ辛いから…)。
ホームグラウンドでこれに匹敵するルートは?
との問いには丹沢湖までの道中なんだけれども、
距離的にはその数倍もあって。
こういうルートは、ポジション、ギアワーク、バイクについて考えさせられて、良い。
うーん、やっぱ丹沢湖周回かな。丹沢湖よ、もう少し天災に対して頑強になってくれ。
52号に出て、また10号に戻って100kmを稼ぐ。
お馴染みの稲子のユートリオロードを逆に登る。
…む、長い。。
こうも長いとKOMをチェック。
いつもは通り過ぎてた峠の標識に。
桜峠、っていうのか。。
今年の春に通った時、
本当に「酒池肉林」だったから納得。
良峠です。
ここから淀師までの降り。
あああ、楽しい。
ということで、走り初め。
満足でした。
山が多くて幸せ…
距離: 108.40 km
時間: 4hr 35min
平均速度: 23.6 km/h
獲得標高: 1,845 m
消費カロリー: 1,897 kcal
平均心拍: 134 bpm
平均パワー: 218 W
平均パワー: 218 W
NP: 246 W
MAP(20min): 237 W
CP: 248 W(低いなぁ…)
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