2017年9月18日月曜日

初韓国出張とヌタウナギとユムシ。

初韓国出張。

密集した高層マンションが多く、日本より住宅状況は悪そうな感じ

立派な都市。プサン

地下鉄は快適でしたが、とにかく英語表記が小さくて…。日本も同じなんだろうな

大艦航空の機内誌。ピンクフロイド。
なかには、プログレ大御所としてクリムゾン・イエス・ジェネシスに加えムーディーブルースとマイクオールドフィールド。なるほど

「原子心母」という漢字が使えないハングル文字の弱点w

特に韓国には用事がないのだったけれども、仕事相手のアメリカ人が韓国に来るということで、「韓国行く用があるんだけど、韓国って日本に近いよね?来てよ」という感じで。

米国で会うとなると僕が行かず他のメンバーが行く予定だったので、こういうのも吉縁ということで。

出張となるとそんなにゆとりのある旅程は許されないので、極力短い旅程にしようとしたのだけど、一泊二日の無理な飛行機を予約しようとしたら12万円という見積もりになり、ホテル代の方が安いと二泊三日に変更。で、飛行機は2万円。宿は一泊6500円!安い!イビス バジェット アンバサダー 釜山 海雲台

本当、6500円とは思えないツインルームでした

たった一時間の打ち合わせでしたが、BEXCOのやさしいスタッフさんが用意してくれた会議室(空きがなく、30-40名の会議室で3人で会議…)のおかげで、すごく落ち着いた良い議論ができました。本当に良いご対応をいただきました。

仕事のあとにお土産を買いたかったので、そのBEXCOのスタッフさんのお勧めで、近くのSHINSEGAEという高級デパートへ。


嫁さんのリクエストのひとつのOTTOGIのごま油を購入。ギフトセットになる感じの、韓国でも優良ブランドのようでした。安かったけど。

ただ、お菓子も買おうと思ったところ、デパートが高級すぎて日本でいうところの成城石井のような輸入食品しかない感じで、日本のお菓子だらけで所望のものは入手できず。
ハニー味のポテチなどのお菓子が買いたい場合はコンビニが良いですね。


で、初日の食事。とりあえず韓国の焼肉が食べられたらいいなーと思って、珍しい食べ物が好きなこともあり、同行した後輩に「なんか珍しいの頼む」と調べてもらい、豚の皮を結構メインに位置づけた焼肉屋というお店に向かうと、なんと海鮮レストランに趣向を変えており。残念。
そこから適当に店を選んで、アウトドアの雰囲気のよいお店へ。本当に全部おいしくて、日本と違うカラッとした気候を楽しめたのだけど、まあ、普通で。
翌日の打ち合わせへの緊張もあり、おとなしく寝た。

近くのWestinホテルのマラソンコース。一方通行で結構な混雑





打ち合わせが終わって開放された二日目の夜は、ヘウンデ市場(海雲台市場)へ。
軒先にイケスがあって、その魚貝を振舞うお店が並んでるのだけども、見慣れたウナギの隣に「ヌタウナギ」が居たりして、不穏な空気が流れている。
さらには、「ユムシ」が大量に居て、仰天する。

クロダイを狙っていた身としては、当然ユムシという生物が存在していることは知っていた。だいたいの生物は大丈夫だけど寸胴な芋虫を苦手とする自分の性質から、餌としても見送ってたヤツが目の前に食べ物として…。
が、変なものは口にしないと気が済まない性格も災いして、嫌がる後輩を引っ張ってお店に。ヌタウナギは前から食べたかったし。

結論。うまい。「刺身じゃ絶対食べない!」と云っていた後輩も、結局ペロペロ食べてた。

刺身盛り合わせには、ユムシに加え、たこの踊り食い、アワビ、ホヤがあったのだけども、味の癖はダントツにホヤが一番で、やっぱり大好き。

ヌタウナギは塩焼きで食べたけど、これは、本当に普通においしい食べ物で、どうも地元の韓国の方々も普通に食べに来ているようで、お店は地元民で大繁盛してました。

ユムシは肩の力が抜けるほど、あっさりコリコリのおいしい刺身だったのだけども、やっぱりビジュアルのインパクトは小さくなく2~3日経った今でも、夜目をつぶると、出てくる。

ユムシ…


ヌタウナギ

ユムシとホヤとアワビ

ヌタウナギのブツ切りの一部

ヘウンデ市場

この旅程中にミサイルが飛びましたが、しかしJ-Alertなる妙に物々しく扇動的なものを垂れ流さず、冷静な対応を取っていただきたいと思いました。
みんな懸命に平和に生活してますので。