2013年12月31日火曜日

富士宮帰省。心労、疲労。

昨日の呑んだ暮れ輪行を幸せな感じで終えて、
さらにはフローリングのワックス掛けまで済ます素晴らしい一日。

そのツケが一気に来たのか、9時過ぎまで寝てしまうという失態。

せっかく早く実家に帰って餅つき参加したかったのに。。

冬もよい。南足柄内山。

今日も昨日にも増しての晴天。
暖かい。

最短ルートで富士宮に帰ろうと、
小山~御殿場~十里木ルートを選択。

走り出しはさすがに脚が重かった。

246旧道に乗ったくらいで、徐々に軽くなってきた。
なんとか300Wオーバーで2分ほど維持できるまでに。

小山のセブンではいい気分で休憩できた。


御殿場に抜ける緩斜面から徐々に疲労の色が濃くなってくる。
すすきの自衛隊演習所くらいまでが楽しく走れた最後かな。

それ以降は、なかなか終わらない登りに怒りがこみ上げ、アホとかコラとか叫ぶ感じに。


さらに考えてもいなかった雪の厚さにびっくり。
地面も凍結しており、こどもの国の前では軽バンがひっくり返ってる…

さすがに降りて何度か押してあるく始末。

この季節、このルートはご法度だったっけ。
乗り始めてすぐのときに同じような経験をして、懲りたはず。
学ばないなぁ…

まあ、慣れた道なので、凍結してても短い区間だというのは分かってたので、越える。

越えたあとの降りは寒かった。

予想外に時間がかかってしまい、腹ペコに。

お肉が食べたくなって、スーパーの惣菜の鳥モモの骨付き焼を食す。
なんか足りなくてもう一軒たちより、今度は巨大なとんかつを買ってしまう。。

脂身ばかりのとんかつで、なんか台無し…

さすがに凍結道で神経使ったし、とんでもない疲労感が残ったな。

 距離:      68.79 km
 時間:      2hr53min
 平均速度:   23.7 km/h
 獲得標高:   1,097 m
 消費カロリー: 1,239 kcal
 平均心拍:   134 bpm
 平均パワー:  209 W
 NP:        222 W
 MAP(20min):  230 W 
 CP:        223 W

呑んだ暮れ輪行2013

毎年恒例。

一日うちを空けてのロングライドは、今年は難しかったし、
とても楽しみにしていたイベント。

忘年会のゼロ次会でミズシマさんとミヤザキさんと打ち合わをしたりと、
自分のなかでの期待が高まっていたのは間違いなし。

結論としてはここ数年続けたなかで、
天気、コース、強度、トラブルの少なさ、呑み、などの総合点で、
トップクラスの輪行だったかと。
もちろん、ミズシマさんのプランと当日の円滑な仕切りのおかげだとは言うまでもない。
ありがとうございます!

ゼロ次会で提案があった今回の新機軸は、
「箱根山越えがキツイから、函南に輪行で集合」。

この案を採用することで、西伊豆スカイライン経由下田行きが可能になるという目論見。

西伊豆スカイラインは、恐らくオイラの強い要望が通ったかたち。
大好きなのです。あの景色が。

いよいよ開催日が近づき、最終のメンツが固まってきた。

残念ながらカワグチさんはDNS。しかたがないよな~
キクチさん、ミツハシさん組は函南駅に車で乗りこんで、
途中の道中をご一緒すると。

函南輪行組は、この日のためにウェイトを落としたチョッキさん、
そして、コジマさん、ミヤザキさん、僻地サイタマ(失礼)からお越しのクリハラくん。
で、ゲストは我々のチームジャージをデザイン中のアオキさん。

ご自身の召集メールに「僕は小田原から自走で」と書かれたミズシマさん。
シクロクロス完走で気を良くしていたオイラとしては、乗るしかない提案。
ということで、完全自走組としてご一緒することに。

ミズシマさんはロングが行けるひとで、
さらに、最近のストロングぶりで、どんなコースだって高強度で完走できる方。

オイラは、短時間のヒルクライムはそこそこクリアできるけど、
長距離になると、ハンガーノック、脚の売り切れ、等々、楽しく過ごせなかった経験多々あり。
今年では、北陸からの2連日の100㎞超帰宅ライドで、死んだ。
楽しい呑んだ暮れ輪行だって、開始当初の100㎞超のコースでは笑顔が消えたりしてた。

一抹の不安があったけれども、
失敗するときはコース前半のヒルクライムで全力を出すことがほとんど。
それさえ抑えればなんとかこなせるはず。

最初の難関、寝坊はクリア。
作戦は、
1)リビングに敷き布団を敷かず寝心地悪くする
2)明かりを点けっぱなしにする
というもの。気合が入っている。

6時30分小田原集合のところ、5時に起きて、炭水化物をたっぷりと摂る。
シクロクロスワールドカップ第3戦に見入って遅刻しそうになりあわてて出陣。

アンダーシャツ、カステリの薄手の起毛ジャージ、ルコックのメッシュ打ちのジャケット、カステリの薄いウィンドブレーカーで防寒対策。
かなりの寒さだったけど、10分も軽く漕げば暑くなって、いい感じ。

集合場所のミニストップに到着。

コーヒーを買ったところでミズシマさん到着。
そして親分ミツハシさんがお見送りとして車で来てくれた。
2時間しか寝てないとのこと。でも超元気。オラ、行って来い!の檄をいただき、出発。

ひたすらミズシマさんのお尻をいただき快調なペースで進む。
とにかく感心したのは、そのブレのない走り。
白線の少し右側をピタリとキープして進む。
右コーナーでもそのピタリキープは微動だにしない。

自分にはできないな~。
コーナーだと怖くてどうしても真ん中に寄ってしまう。
今回も降りの右コーナーで前を引いたときに、
真ん中に寄ってしまい、というか寄らないと怖くて走れなくなってしまい、
大型に迫られて、ミズシマさんに声を掛けられ助けてもらった。
まあそんな感じでひたすらミズシマさんのお尻をリスペクトして走っておりました。

何度かローテもしたけれども、
ミズシマさんが前に出るときは、ギュンっと加速する。
弱い者に合わせるのがS流のローテでは?と思いつつ、頑張ってくっつく。

熱海手前の美人の多い坂に入り、
「登りは先に行ってもいいですよ~」
と声をかけられるが、ここで踏むと一日死ぬ自信があるので、抑える。
ミズシマさんの大人なペースに着いてこうと思ってたら、
そのペースが結構なハイペース。
そうなると朝も早くからドンパチしたくなる気分も湧いてくる。
前輪を横に重ねるような走りをしてしまい、ペースアップを誘発してしまった気がする。
ふたりともハァハァとしてしまい、この先が思いやられた。

登り口のミニストップ。

熱海峠(?)KOM。

熱函街道をめざし、今回一本目のヒルクライム。
登り口のミニストップで一度休憩してKOMの交差点へ。

この登りで三島方面に抜けられるならば、
ツバキラインとかより全然楽チン。

函南までの降りも、早朝のせいか、車もなく、道もよく気持ちよく走れる。
富士山も絶好調。
達磨山に着くころには曇ってるかもしれないとも思ったけど、この日は一日抜群に富士山がよく見える日だった。



寒さに震えたけど、それを超える爽快さで、やっぱチャリって楽しいと思った、旅の始まり。


8時30分、函南駅に着くと、ちょうど発着の音が聞こえて、
クリハラくん以外のメンバーが到着するタイミングに合った。
ミツハシさん、キクチさんも同着。すごく円滑。
初対面のアオキさんは、機材と雰囲気から、「脚がなくなりました」的なトラブルはないお方だと分かる。聞くと乗って3年とのことで、まあ似たようなレベルなのかな~と。

キャッキャと皆よくおしゃべりして楽しくクリハラくんの到着を待つ。
よくもまあ遠方から来てくれるもんだとうれしく思う。

シューズはペンキで赤に塗ったという…。真紅のローディーfromクマガヤ。

こんなに無造作にコルナゴの旗艦モデル扱うもんだという感じで、
輪行袋から取り出し、ガチャガチャと組み立てる。
着替えもその場でやって、ありえない肉体美をさらし、宿泊グッズを全部持ってきたという巨大なバックに着替えを詰め込む。
聞けばバックの重さは5㎏になるとか…。

出発。

ミズシマさんのリードで修善寺に向かう。

なんでこれ買ったんだろう。コーラ飴、砂噛んでるみたいだった…


修善寺駅のコンビニで一度止まってから
虹の郷の横を走って達磨山を目指す。
ミツハシ・キクチ組はここでお別れだから、という。

登り口でミズシマさんが「登りはご自由に」というが、
しばらくはミズシマさんが良いペースで牽く。

このまま皆で足並み揃えて行くのも良いかな?と思ったりもしたけど、
ずっと牽いてもらうのもマズイなと思い、前に出てみる。
少しペースを上げて走って後ろを見ると、全然集団が小さくならない。

その姿を見て、少しずつ少しずつペースを上げる。

一度ペースを落として後続に前を譲ると、アオキさんとクリハラくんとミズシマさんになっていた。
ああ、アオキさんは走りたい人なんだ、とわかる。なら、この登りはちゃんと走ってみようという気になる。せっかくのゲストには、楽しんでもらいたいという気持ちがある。
ミズシマさんがここで、「さようなら~」と笑顔で手を振っている。
おいでおいでと誘ったけど、乗ってくれず下がっていく。う~ん、溜め上手w

アオキさん、クリハラくんとの3人になったけれども、これに殺されることに。

170bpm付近までに心拍を上げながらも、
クリハラくんと軽く談笑しながら走る。
アオキさんは淡々と黙って着いてくる。
アオキさんの実力のほどはまったく分からない。
踏み込むときに状態を左右に大きく揺らす特徴もあり、
かなり目一杯なのかな?もうすぐ落ちるよな?と思いながら走る。

アオキさんが前に出ると、勾配が緩いところではスピードは出さないが、
急斜面でグイグイ踏んでいくリズム。
このペースで行かれると千切られると思い、前に出させてもらう。

一定の負荷でしばらく走る。赤い影がチラチラするのでクリハラくんが居るのはわかる。
アオキさん切れててくれよ~と祈りながら下がると、
ぴったりとアオキさんが居る。がっかり。。

しばらく付いたけど、アオキさんのスプロケ見ると、とんでもない枚数のギアを余らせて走ってる。
上体を左右に揺らせながら。

そのパワフルな姿を見て、ギアも何もかも使い切っているオイラはギブアップ。
そのあと軽くダンシングしたらモモが攣ったので、潮時だったことは間違いなし。

何とか全部入れようと斜め。

達磨山の休憩所で聞けば、とんでもない猛者たちと切磋琢磨されてる猛者と判明。

いやあ、やられました、殺されましたと笑顔のオイラでしたが、
脚がまじで売り切れたかもしれず、その先の道中がすごい不安。

大きく遅れる人もおらず、みな良いペースで合流。
お別れといったキクチ・ミツハシ組も到着。

コース的のメーンイベントの西伊豆スカイラインに入る。

ここは景色を楽しむルートなので、メンツを組んで走る。
ミズシマさんリードでのクリハラ・コジマ・アオキ組。

正直ここでのミズシマさんの牽きについていくのが精一杯だった…
最高の景色を見ながら、最高だな~とかテンション上げてたけど…

なんとか全部入れようと斜め2。


絶景ポイントで集合して、ワイワイと記念写真を撮ったりして船原峠に向かう。
船原峠でさらに登るか414号に降るかを判断しようと。

そこまでの登りで切れて一人旅。

誤算は船原峠までの降りがかなり長かったこと。
ここまで長いと思ってなかったので、登り対応の防寒のまま降りに入ってしまい、
親指が無くなったかと思うほど。

ここで最後に来たチョッキさんに判断を仰ぐと、
「登りか降り??降り!」と爽やかに414ルートが決定。
今回はこういう爽やかな臨機応変さがすべて良い感じになったと思う。

これでお別れ、と言い続けてたキクチ・ミツハシ組も、さすがに本当にお別れとのことで、
降り切ったコンビニで、本日の主旨のひとつ、アオキさんによるチームジャージデザインレビューが。

オイラなんては、デザインもよくわからないし、チームジャージがゲットできるというだけでうれしいので、茶々を入れるだけ。
プロのアオキさんはともかく、みなそれぞれに良い感じの意見を出し合い、方向性がまとまっていく。寒空のなか。
いや、楽しみだ。湘南新宿ラインジャージ。デザイナーご自身が欲しい、と言ってくれるのが心強すぎる。

どうする?修善寺?河津?下田?となり、
GoogleMapで調べると河津までわずか29㎞とのこと。

当初、河津・下田方面は時間的に無理だろうとの雰囲気だったけど、
まだ1時過ぎで余裕あるね、という空気に変わり、脚も大丈夫そうとのことで河津に決定。

T字路でミツハシさん、キクチさんとお別れ。

天城越え。
何度越えたことがあるのだろう?3度目くらい?
記憶力がないのだろう。KOMまでの距離感が全然わからない。

また途中まで完璧なペースでミズシマさんが牽き、
「登りはご自由に」とのアナウンスが。

でもあまりに心地良いペースのためか、ずっとミズシマさんが牽き続ける感じに。
メンバーの遠慮もあるかも知れないと、
最後の力を振り絞る覚悟で前に出る。

するとしばらくして背後からクリハラくんがビュン!と加速。
すでに目一杯踏んでるので、追うという考えが1%も浮かばないレベル。

さらにしばらくしてアオキさんが前に行く。ああ、強いなぁ。

ひたすら歯を食いしばって登る。
トンネル手前で集合とのことだったので、
トンネルの気配を感じるものを一生懸命探す。
フロントライトを点けっぱなしの対向車を見ると、ああ近いのか?と喜んでしまう。

なかなかたどり着かない。
でもこの時点で走行距離は100㎞を超え、
さらに前半結構な強度で脚を使っているのに、
まだこんなに登れるんだ、ということに嬉しくなってた。

呑んだ暮れ輪行を始めて少しずつ鍛えられてる実感をした。
乗れない乗れないと言ってた今年だけど、去年より後退していることはないなと。
(たいして成長もしてないけど…)

トンネル手前には誰も居なかった。
先に行っちゃったのかな?と追うことも考えたけど、
力なく待つことにした。


するとすぐにミズシマさん、コジマさんが立て続けに到着して、
道の駅で休んじゃったというクリハラ・アオキ組が到着。
さらにミヤザキさんが間もなく到着。
チョッキさんも楽しそうに到着。確実に上げてきてる。
本当みんな良いペースで天城を越えた。

ループ橋を挟んだ降りは長い長い降りだった。

今回の全工程、人を後ろにして走るには、恐怖症が抜け切れてないと頼んで、
後ろを走らせてもらった。
無様な姿を見られてると思うと、さらに委縮してハンドルがブルブルしちゃうこともありそうだから。

うしろに付けば、なんとかみんなの走りに付いていくことができ、
そんなには気にしなくてもいいのかなと、ちょっと自信をもらった。

それにしても、ループ橋での風は怖かったな。
一方向の風でもグルグル回ってると訳の分からない方向で煽りをくらう感じになり、
かなりビビった。
ループ橋を抜けた直線でも、風の煽りを発端とした、ハンドルブルブルが始まりそうになり、
一度ブレーキをかけて減速した。

でも、結局全員無事に河津に到着して、いや本当に楽しいライドだった。


温泉もチョッキさん、ミズシマさんが選んでくれてて、難なく到着。
踊り子温泉会館。


1000円。立派な会館です。

大浴場は、結構熱めのお湯。
降りで冷えた末端には、痺れます。

裸になるので、話題は贅肉とか日々の食生活とか年齢とかになる。
クリハラくんはチャック・ウィルソンにしか見えなかった。

露天風呂はぬる目で。長湯向き。

着替えてスマホでこの日記を書き始めてると、
チョッキさんが出てきて、「あ、あるじゃ~ん!」とゴトリと自販でビールを。
自販を横目で見て我慢してたのだけれども、「あ、僕も」と便乗。
マジで胃に染みた。


さあ、呑んだ暮れ、スタート。

最初に目星を付けてたお店は「17時半開店」とのこと。
前回行ったどんぶりやも。

では下田まで出ようや、という案もでたけど、電車の接続が悪すぎてNG。

こういう時のチョッキさんの機敏さは群を抜く。
開店してるお店を発見。海広。

品数は少な目のお店。
食事は海鮮丼、アジ丼と金目の煮つけと焼きくらい。
一品はカキフライと刺身盛り合わせとか。
飲み物もビール・日本酒・ボトルキープ。

店内。

刺身盛り合わせ。

金目煮つけ。もうチョイ高たんぱく希望。

店主の愛想は異常に良し。
良すぎて愚鈍か?と思うくらい。

でもお店は落ち着けて清潔なので安心できる。

乾杯。

ワイワイ楽しい。

アオキさんは車で来てて、断念。
そのアルコールフリービアーの呑みっぷりからして、
ああ、ノンベェなんだなぁとわかる。
次回は是非呑みまでご一緒いただきたいと。

いい歳したいい大人が集まるので、
いつも人生の相談とか、仕事の相談とか、まじめな話がしたいのに、
そんな話が出来たことがない。楽しい。
今回はコジマさんのブレークダンスの話が良かったな。

途中サービス旺盛の店主が茶わん蒸しを派手にひっくり返してしまう事故が。
あろうことか、呑んでないお二人が被災者に。


お詫びにと出してくれた一品が、店主自家製(?)のビール大瓶2本。
被災者は呑んでないお二人なのに…。
非常に美味しくいただきました!サンクス。まじ旨かった。


酔っぱらっての輪行パッキング。
コジマさんはしきりにヤダヤダと嘆いてる。

酔っぱらい組のチョッキ・オイラ組はタイオガで瞬殺する。
毎度だが、マジ良い。電車での場所は食ってしまうが。
そのコンビで酒とつまみは購入済み。それでもオストリッチ組に負けない。

ミヤザキさんも旧式TIOGA。フォークむき出し。

伊豆急の運賃の高さに眩暈を覚えつつ、
いや、呑み屋の場所代と思えば安いとノンベエ立場の勝手な考えで納得する。

2次回会場が来たぜ。

伊豆急での電車旅(2次会)はあっという間。
書くことがないというか記憶があまりない。

いや、楽しかったですね、と小田原でお別れ。
小田急改札に向かうのはまたもやチョッキ・オイラ組。

「箱そば食べよう!」との提案に一瞬で乗り、何か食べたのと、缶ビールを飲んだことを今思い出した。
劇的に美味しかったのは覚えてるけど、食べたのがソバかウドンかまで覚えてない…

うちに帰り、翌日やろうと思ってたワックス掛けをやっつけてしまおうという気分になり、
酔った勢いでソファとか机とか全部どけて、やっつけた。
これは良い酔っぱらい方だと思った。

 距離:      130.32 km
 時間:      5hr29min
 平均速度:   23.7 km/h
 獲得標高:   2,416 m
 消費カロリー: 2,490 kcal
 平均心拍:   136 bpm
 平均パワー:     - W

2013年12月28日土曜日

シクロクロス朝錬。

6時30分起床。

外を見ると雲ひとつ無い快晴の朝焼け。

道に霜が降りているというか、昨日の雨の水溜りが凍っている。

犬の散歩している人が転ぶところを2階の窓から目撃してしまい、
すぐにカーテンを閉めて陰で笑わせてもらう。

ロードバイクはありえないと思い、シクロクロス車に乗る。
湘南ベルマーレシクロクロス第一ステージを復習してから乗り降りの練習でもしようかと。



会場に着いてみると、霜柱と氷で走れる状況じゃない…
まあ当たり前か。

ラジコン飛行場に行って乗り降りの練習をする。

「チャリダー#4」での豊岡姉さんの乗り降りを参考に。

「降り」はバッチリ。右脚を前に出す感じにするだけで、こうも安定するのか…

「乗り」は今まで自分は、まず左足で飛んで、
右脚をサドルに乗せる瞬間にさらにスキップする感じで
左足がもう一度地面に付いていたことが分かった。。

すごい無駄な動き…。
こんな無駄な動作を応援のミズシマさんが見て、ヤキモキして疲労されたのだろう…

普通にピョンと飛び乗ることをチャレンジしてみたが、これがなかなか怖い…

エイ!ヤー!、とやってみると、しこたま右金玉を強打してひとり飛行場で悶絶する。

さらにこれが恐怖感を増して、手も足も出ない状況にいったん陥ったのだが、
なんとか克服して、ヒョコンと飛び乗れるようになった。
言葉では説明できないけど、なんか出来るようになった。

しかしこんな練習でも、心拍は160台後半になる。

1時間弱ほど遊んでお腹一杯になって帰宅。


8時過ぎに帰宅すると、まだ家族はご就寝中。
その隙に、一年のメーンイベント、「呑んだ暮れ輪行2013」に向けバイクのセッティングをする。

これまでの呑んだ暮れ号だったもうOCR1は、
すっかりローラー機になってしまい実走に耐えうるか心配な状態になっているので、
お留守番いただくことに。

今年はインペリアーレさんに出撃をお願いすることにした。

輪行経験は今年の北陸勤務で存分に果たしてくれてるので、心配はあまりない。

ホイールは前輪はディープのEnveは強風懸念のためNG。
リアはPowerTap付きのEDGEを迷ったけれども、
なれないチューブラーでのパンクでもした場合に、面子に迷惑かけたくないのでやめた。

結局前後R-sysという久々のセッティングで臨む。
カーボンスポークのR-sysは輪行のパッケージングに不安があるけど、
これも経験済みなので問題ないはず。
後輪を外さないTIOGAバックならではの安心感だと思う。

前後カーボンスポークのEnveディープ対応からアルミリム対応にするので、
ブレーキシューを前後ともに替える。面倒。

R-sysにつけてたスプロケが12-23という若干マニアな構成のもの。
山岳コースなので、12-27のスプロケに変更。

フロントはジェントスのライトなんだけど、カンタに無くされたのでホルダーから新設。
新しく買ったジェントスのフォルダーは
インペリのリッチーの太めのエルゴハンドルにまったくフィットせず、
OCR1につけてたアタッチメントを移植して何とか装着。
非常に不細工な状況だけども何とか装着。

EDGE500は色々干渉してて、簡単には外せない状態に。

ぐしゃぐしゃだな…。自転車ルームが。



一応快適な旅が楽しめる最低限の状態が整っているはず。

さあ、今年のメーンイベント。存分に楽しも。



午後は帰省先へのお年賀を。
小田原ういろう、すごく良いのです。
酒まんじゅうも美味。

2013年12月26日木曜日

Edge500って壊れるんだ…



頑強なイメージしかなかったEdge500が壊れた…

とりあえずセメダインで様子見てみる。。



もう、4年も使ってるのか~
そろそろかな?w

シクロクロス初挑戦(その2)

その2。

スタートダッシュが肝とは分かるけど、
目立つだけの度胸はなかった。

おやじライダーさん撮影の動画で改めて分かったけど、
やっぱかなりもったいないな~
12~3番手くらいかな?

最初のコーナーを抜けてピット横のラフで、
ここで踏めば前に出れると頑張る。
パワー勝負なら何とかなるだろうと。

たぶん4人くらい、かわした。

最初の難関のコンクリ土手登り。
冷静に冷静にと言い聞かせて、人のいないルートを選んで登りきった。
息つく間もなく斜面での180°ターン。
ここも焦らないように焦らないようにと言い聞かせる。

だいたいのポジションはここで決まった感じ。
その後1周はベルマーレの方と410番のグレーのジャージの方の後ろで走る。

やはり各障害の後は、離されてしまう。で、脚を使って追いかける。
でもこれしかできないと分かっているので、頑張って踏むのみ。


一度バックストレート(?)で410番の方を捕らえる。
興奮する。

そして1周ほどしてまた抜き返される。
たぶん階段のところだと思うけど、ちゃんとは覚えてないな~
走るので精一杯で、周囲の状況はほとんど見えてなかった。

その後180°ターンで転んでしまい、チェーンが外れちゃった。
そのせいで、大きく引き離されてからは、一人旅のはじまり。

途中ほんとうに苦しい時間があったけれども、
とにかく皆さんの応援がすごく耳に入ってきて、絶対に怠けられないと自分なりに踏めた。

応援の皆さんは、最初は180°ターンのところに腰を据えてノンビリ観てるよ~、
とのことだったけど、シケインのところで2周回分見ててくれたりと、
色んな場所で大声をかけてくれた。

応援、うれしかったな~

知らないひとからも頑張れーと言ってもらえて、
ほんとうに励みになった。

180°ターンにいたカズマくんからは、「前向いて、コースをしっかりみて!」と具体的な指導をいただいた。
最初はうるさい!!と思ったけど、その次の周回で実践したらうまく曲がれたw
サンクス!

なんとか頑張って走っていると、ポロポロと故障とかパンクしちゃった選手が落ちてくる。
これで順位が上がったかどうか分からなかったけど、
それに希望を見出して、さらに頑張って踏めた。

フィニッシュでは、とにかく全力を出し切ろうと抜かずに走った。
競る人は居なかったけど、故障した自転車を担いでいた方を直前で抜いた(周回かな?)。
DJの方が、
「モリ選手、自転車を降りた選手に敬意を表して全力でゴールします!」
とかアナウンスしてくれたのはうれしかったw

ゴールではミツハシさん、キクチさん、ミズシマさん、キムラさんが大盛り上がりで迎えてくれて、
いやあ、ほんとう挑戦してよかったと思った。

小さな大会のたかがカテ4に出ただけと言われるかも知れないけども、
自分のなかではものすごく大きかったです。

「自分がこんなことをやっても大丈夫なのだろうか?でも、やりたい。」
そう思って初挑戦したシクロクロス、
なんだか初めてエロ本でも買う気分に似てた(違うか…)。

シケイン手前の土手コーナーはラインの取り方がインに寄りすぎなのかな?
いつも曲がり切れなかったし、シケインでは後輪を毎回ぶつけてた。
すぐにでも直せそうな課題が山積だけれども、また頑張ろう。

ひとつトレーニングの成果としては、腰が痛くならず30分踏み切れたこと。
ほぼ毎日かかさず体幹トレだけは継続してて、きっとそのおかげだと思う。
「練習は裏切らない」。やっぱその通りだな~w

結局のところ「5位/約20人」というリザルト。
しばらくは出走するだけでも満足だな。




そして、今回の一番の収穫は、キクチスポーツさんの写真。
こんなにもたくさんの写真を撮ってもらったのは、初めて。
宝物になりました。ありがとうございました!


登って、

降る。

担いで、飛んで、

渡る。

ガタガタして、

曲がる。

踏んで、

ゴール。

心拍が常時170台。
4周目でチェーン落ち。
6周回目の心拍急上昇が謎。


そして、今年のレース納めとしてシャンパンを。
僭越ながら、乾杯。表彰台気分を満喫。

歓声に答えて、

ポンッ

ゴクゴク。




そして、酔っ払って、「サンタクロス」の応援。

わーい。かわいいサンタが来た~


ぶちょサンタにプレゼントもらう。




宇宙人。



そしてオウチに帰って家族でクリスマスパーティー


いやはや、今年も良い年になりました。


2013年12月24日火曜日

シクロクロス初挑戦(その1)

湘南ベルマーレシクロクロス2013/2014初戦。

場所は自宅から自転車で10分の開成水辺のスポーツ公園。

去年は酔っ払っての観戦だったけれども、
今年はカテゴリー4で参加することに。
シクロクロスデビュー。

今年はその他レースはすべて断念して、
超近場のこのレースだけ参加しようとずっと決めてた。

ただ、生まれ持ってのバランス感覚の悪さと運動神経のなさ。
こんな競技に参加できるのか?とかなりの不安を抱きつつ。

なかなか開催の案内がでなかったので、
なかば諦めてたのだが、恐らく色んなご苦労の末、開催に至ったんだろうと思う。
感謝感謝!

こんな近場のレースは貴重だし、末長く楽しみたいので少しでも協力したいと思うのです。


しかし12/23というのは、けっこうキツイ日程だったりする。
家族でのクリスマスパーティーもやりたく、
まあ、ケーキやらなんやら準備もあるので、なかなか家を出にくい。
近場じゃなかったら不可能だったな。

朝一の試走とエントリーを済ませて、一端家に帰る作戦にした。

9時試走開始とのことで、8時半にうちを出る。


9時少し前からかなり大勢の方が試走を始めてて、
混じって試走してみる。

今年の年始早々にマレスを組み上げてから、ちょくちょく土手の斜面を走ったりしたけど、
コースを実走してみて唖然となる…

怖い…

堤防の斜面を下るところで足がすくんでしまう。
試走せずにいきなりレースに出てたら確実に立ち往生してた…

なんとか繰り返して、それに慣れて来ると、
今度は斜面を一気に登りきらなければならないところが難問。

結局朝の試走では登りきることが一度もできなかった。。
自転車から降りて上ろうにも、
ツルツルと脚が滑ってまともに上れない。
もっとトライしたかったけど、大勢選手が集まってて、その目がなんとなく気になって逃げました。
もう気持ちが蚤のように小さくなってしまい、手も脚も出ない感じに陥った。

完全に落ち込んで一度うちに帰る。

このままじゃ完全な恥さらしだ…と、どんどん憂鬱になってしまう。

うちに帰るとケーキのスポンジ造りでカッカが孤軍奮闘。
忙しい作業に加え、チビたちのマトワリ着き様ったらヒドいw

カンタに生タマゴを割らせようなら、割らずにチマチマと殼をムキだして、飽きたら流しに放り投げるやら。
もうすぐタッチ出来るメイちゃんは、脚にマトワリついてギャッギャッ言ってるし。

そんなこんなで非常に出づらいところ、最後の試走があるからと、脱け出さして貰う。

マスターズが終わった直後のコースはガラガラで思い切って試走する。

すると登れなかった斜面が登れたりと、だいぶ吹っ切れてきた。
とにかくテクニカルな部分は今さらどうしようもないので、せめて直線とかイージーなところは精一杯踏む覚悟だけはできた。

そんなこんなでミズシマさんが応援に。
今年のレース完了祝いにと申し出たシャンパンを買ってきてくれる。

さらにサンタ的な変装グッズも大人買いされてたが相手に出来る余裕はなし。すみませんでしたw

カテ1が始まろうにも応援はミズシマさんだけ。カズマくんはすでにレースが終わって悠々としてる。

ひとり緊張が高まる。


そうこうしていると、ミツハシさん、キムラくん、そしてキクチスポーツことキクチさんが来てくれた。

僕に似てる(失礼)カテ1の方を皆で応援して、僕の応援の練習。

応援が少ないと寂しい気もしたけど、多いとそれはそれで非常に恥ずかしい。
でもまあ、飾るものもないので、全力を出すしかないなと覚悟がだんだん決まってくる。

カテ4だとそれこそ、最近スポーツ自転車乗り始めました、見たいな方がたくさん居るのかと思いきや、スタートラインに並ぶ顔を見ると見事なアスリートばかりに見えた。なんか若いし。

自分の実力の程がまったく分からないので、邪魔にもならぬよう中盤スタートで。

応援のお陰で緊張しながらも、リラックスできた、少しだけ。

いえい!

むーん。

スタート。
頬っぺたが妙に凹んでる…。

まだ…凹んでる。。

まだ…。

スタートしてしばらく頬っぺたが見たことない感じに凹んでた…無意識に。
嫁ちゃんもこの写真見て今までに一度も見たことない表情だと言ってたから、「緊張のあまり」顔なんだろう。まったくの小心者だなぁ。

(その2に続く)