2013年6月28日金曜日

衝動買いというか酔っ払い。

ここのところAmazonの送り先はホテルなのです。

「憂さ」を酒で晴らし、
「酔い」が購買意欲というか財布をダダ漏れにするという悪循環。

出張旅費の清算で意外な高額となり気を緩ませたのがいけなかった。
酒代でほぼ消失しているのに。

記憶ほぼ無しなのだけれども、これが届いた。


NIKE+ SPORTWATCH GPS powered by TOMTOM

TOMTOMってなんだ?
ウェアが黄色でシューズが黄色(正確には蛍光黄緑)だから買ったに違いない。
シューズはアシックス、ウェアはアディダス、ウォッチがナイキ。
次はヘアバンドにプーマでも買おうかしら。

なぜこれを買ってしまったのかう~んと考えると、

・黄色い。
・安く感じた(17,000円程度。安くないな…)
・そろそろ時計が欲しかった。
・画面が四角くて大きいデジタルウォッチは昔から好き。
・さすがにGarminEdge500でランニングするのは面倒になってた。

などが思い当たる。

いかに考慮せずに買ったのかというと、

・GPSが付いてることの認識なし。
・ハートレートも読み込める認識なし。さらにPolar限定。

というアリサマ。


まあとにかく自分へのサプライズプレゼントだけれども、存分に嬉しかったりしてランが待ち遠しい。

まず購入したてのユーザー(酔っ払い)へのフレンドシップをインプレする。
説明書、ほぼ皆無。まあ立派な現代人だからそんなのでビックリはしない。
フムフムとNike+のWebなどの解説を読む。
2ページだけ付属してる日本語の解説書には、まず冒頭に
「おめでとうございます!これであなたはナイキのサイトに参加できます。」とか
「注意:屋外ではGPSが作動しないため、時計は空の見える場所でご使用ください。」とか、
やっぱり日本の斜陽を痛感させられたりもする。

こんな感じにすごく理解が浅いままにイジくり回す。

ほう、USBでコネクトできるのか。


どうしてもこの絵の意味が分からない。
時計のどこかからUSBの端子が出るらしいのだが、外観からはまったく想像できなかった。
この説明からはどうもバンドの根元らしいぞと。思い切って折ると、ほんとうに何かが折れた。

ここを狙って折り曲げると、バキっといって見てはいけない配線が剥き出た。

もの凄い冷や汗がでたけれども、なかったことにする。
よおく見ると、バンドの端っこにUSBマークが…

でも、ほんの数年前だったらこんなところにコネクタなんてあり得なくね?

ポキリ。出た。

あとでよくよく見ると、箱に分かりやすい絵が描いてあった。。



朝。
GarminEdge500とGPSのキャッチ競争からはじめる。

軍配はNIKE。
少しでも動くとまったくキャッチできないEdge500に対して多少動いててもすぐにキャッチする。

やっぱりランニングする場合はウォッチの方が全然よい。走りながら見られるから。
やってはいけない比較をしていることに気がつきつつ、楽しんで走る。

でもニューアイテムのおかげでかなり追い込み気味になり、
午前3時帰宅の8時発の身に死の危機を感じた。



さっそくデータを吸い込んでみると最初にでた画面がコレ。
かなり楽しませてくれます。こんな子ども騙しがよいのです。

まじめに良いなと思ったのは、ペース(min/km)の表示。

ルート上のペースの色分けもすばらしく楽しい。赤が遅くて青が速い。

Nike+が良いのかGarminが悪いのか。
前から不満だったし、大勢の不満を抱く方が居るに違いないから直に改善されると思うが。

この酷いGarminConnectのペース表示。


スパイクを拾ってしまって、縦軸が拡大してまったくペースの強弱が読めない。
せめてというか当然のように縦軸をユーザーが調節できてもいいのに、これができない。

ノーマライズドパワーとか難しそうな計算はしてくれるくせに、これだけはしてくれない。
なんでだろう??
この点はランニングだけでなく自転車でもすごく不満。
自信満々に右下に「Feedback」と出てるのが微笑ましいが。フィードバックしてやろうかとも思ったけど英語が書けないからやめた。

Nike+はかなりいい感じにペースを表現してくれてます。軍配。


そしてオチはPolarのハートレートセンサーをポチっとしちゃったこと。
CatEyeのやつ。Garminの一本目。紛失して2本目。故障して3本目(無償だけども)。
引き続いての4本目の入手となるのです。

ヘタしたら嫁ちゃんのブラジャーよりたくさん買っているかも知らん。



2013年6月23日日曜日

あまりに暇すぎると人は10,000m走る。

久々に日記を書く。

五箇山と称名滝の日記の閲覧数を見るとまあスズメの涙ながらもいつもよりかなり多い。
立山アルペンヒルクライムの参加者の方のアクセスかな?と思う。
機会があれば参加したいな。
今年は5万円の参加費。まあ下がる気もしないけど下がることを期待。

とにかくここのところ若干狂気染みた長時間労働の生活。
一時の息抜きがランニングでの出勤。
こればかりは苦痛ではなく爽快でしかない。
3km弱の行程を4min/km程度の速度で走る。高校時分の1500m走の記録より速いペースかな。
部活でそこそこ毎日走りこんでた時より速いんだな。

深夜終わりではさすがにタクシーに乗って帰ることがほとんどだけれども、いざ走ると気持ちがよい。
ランニングなりのスピード感が楽しくなってきている。

団長。上半身の分厚さがたくましい。

金曜日の夜勤出勤前。
ロビーでロードをいじくっている人が居て知っている顔で会釈する。

…?

あ、団長だ!
クイックリリースの調子が悪いらしく整備に手こずってるご様子。
ひと段落するまで待って声をかけてみる。
よくイベントで拝見いたしますよと言うと、当然ぼくの著書は持ってますよな~と聞かれ素直に持ってませんエヘヘと答える。
自転車乗っている旨を伝えると何乗ってるか聞かれたのでウィリエールのインペリアーレですと答えたところ、それロードですか?というご反応。
間違いなくインペリのことは知らず、ウィリエールもご存知ない感じ。そりゃそうだ。
スマホで写真を撮っていただき、明日どこかに行かれるんですか?と聞くとスタッフの方が称名滝ですよと答えてくれて、あ僕行きましたすごい斜度ですよ!と興奮して答えると、そこからは無視されちゃったけれども。立山アルペンに行くんだと。いいな。

脂汗かきまくった夜勤を終えホテルに戻ってTenki.jpの「雨雲の動き」を見て、昼過ぎには雨雲が去ることを確認して就寝。起きたら能登方面にチャリで行ってみよう。
12時起床。止んでる。路面乾燥待ちのニドーネして13時30分起床。大雨。
「雨雲の動き」を見ると、雨雲が去らない予定に…。
この予報がここまで変わるのを初めて見た。。

あきらめて街に出る。
シネコンでもないかな?と検索するもとても歩ける距離にない。
そういえば商店街に地味な単館があったなと行く。
先週だか先々週に通りかかったときには「若松孝二特集」をやってて唸った。
赤軍のやつを封切りの日に観に行って、当時大好きだった音楽のジム・オルークが舞台挨拶に来て興奮した覚えあり。ぴあの出口アンケート受けて、紙面に載ったっけw
若松特集だったらもう全然楽しみだなとスケジュールを見てガッカリ感。

 ・愛について、ある土曜日の面会室
 ・よりよき人生
 ・塀の中のジュリアス・シーザー

でもここのところの涙腺の緩さというか感動レベルの低下が半端ないので、「こんなんでも泣いちゃったよ俺」というオチを付けようと入ってみる。

上映作は愛について~。
精神的に追い詰めるような音とかがたくさんあるので非常に疲れるのだけど、何にも感情移入できないし描かれてる波乱っぽい人生も全然詰まらないものだし、無駄に描かれてきた3組の群像劇だけれども最後刑務所の面会室で集まって何か凄い出来事でも?と思いきや、お互い騒音を撒き散らすだけで何も起きずEND。なんだこりゃ。

でもでも単館で立派に営業を続けてて、他のプログラムはなかなか面白そうなこの映画館は末永く続いて欲しい!と切に願う。フォルツァ総曲輪。「そうがわ」と読むらしい。
富山に来たら、必ずチェックしよう。

ものすごく疲れて映画館からでると、梅雨晴れの爽快な夕方。一気に気分が晴れる。
その足で焼き鳥屋秋吉に行く。
今知ったけれどもかなりのチェーン店なんだ。
富山だけのお店かと聞いてた気がしたけど、福井発祥なんだな。


このワインはうれしい。

ネギが一番旨かった。


店内は大混雑で、かなりの火力で焼いているせいか回転はよい。
そのせいか焦げた味が強くてBBQの味がする。。
秋吉ワイン350円はお買い得。串モノは基本5本セットで300円前後。
串カツ、レンコン揚げ、鳥(純けい)、ネギ、ピーマン、トン足、レバー、と多いに喰らって、多いに呑んだ。それでも外は全然明るい。

スタバに行って、ホットコーヒーをベンティ(590ml!)で頼む。
丁度カターレ富山のJ2の試合のパブリックビューイングをやってて観戦しつつ文庫本を読む。
一緒にウワーって応援したり、文庫を読んだりしてコーヒーを飲み干す。
ホテルに戻って文庫を読了すると21時。
酔いもすっかり覚め、ああ暇だな~と。
このままじゃ絶対寝れないな。でもさすがに飲み疲れたな。どうしよう。

おもむろにランニングウェアを着てナイトランへ。

城址公園をグルグルしてから環水公園に行ってグルグルする。
すばらしいコースなんじゃないか、この公園のハシゴは。
他にランナーがいないのが不思議なくらい。

途中迷子になってます。

10.33km、平均ペースが4.22min/kmというナイトラン。
すごく満足。10kmも走ったの人生初めてじゃないかな。
平均心拍が156bpmなのでまだ余裕はある。
脚は乳酸が溜まるような疲労はなし。まだ走れる気がしたけれどもなんとなく関節が痛くなりそうなので終了。
このペースでフルマラソン走ったら4時間台は切るけれども、間違いなく脚が壊れる。
けれども、挑戦したいかも…と考えちゃったことは否定できない。

さて、明日働いたら月曜はお休みいただいて一日おうちでゆっくりできる。
カンタとメイちゃんとおおいに遊ぼう。楽しみだな。

2013年6月15日土曜日

称名滝。予想外の絶景と激坂…

木曜日から始まった夜勤体制。

もう切羽詰っての体制だけれども、いつもダラダラと夜中まで一緒にいた同僚たちがこの体制でそれぞれの時間がシフトしたおかげで若干のゆとりができたのも事実。
初日の木曜日は4時に寝てまさかの13時までぶっ通しで寝た。
五箇山ランの帰りに見かけたドンキホーテまでのランニング。
マラソン用の短い短パンが欲しいなと思ったけど、ドンキってそんな専門的なものは扱ってないのね。

一晩を仕事で明かし、9時就寝。14時に目覚ましを設定。
普段の生活でも大体5~6時間睡眠だったから充分でしょう。
案の上、目覚まし鳴る前の13時30分に目が覚める。

さて今日は自転車に乗ろうと。
富山湾に出て、魚津か氷見方面の海岸線ランかな~と。
ダメもとで立山の称名滝までの距離を調べてみると37km。行けるじゃん!
19時過ぎに出勤すればいい感じだし、これは行けるぞと。
出勤前にこんなビッグライド(?)ができるとは思わなかった。

俄然やる気が出て、ビブショーツ履くのをあわてすぎて転びそうになる勢い。
日焼け止めを万全に塗っていざおんもへ。あ、電話…。

でもうれしいことに残した家族からの電話。
「とっとー。一度電話を切って~、テレビ電話にしてもいいかな~?」
カンタにスカイプを明瞭におねだりされる。
しかし、いつこんなに会話が達者になったのだろう…
「とっとの似顔絵描いたよ~、うれしくて泣いちゃうでしょ?とっと」。達者だな。。

30分ほどスカイプして、いざおんもへ。残念ながらの曇天だった。

市電に沿って立山方面に向かう。
直線地獄。ほんとうスゲーな。

微妙な1~2%の登りでなかなかスピードが乗らない。
風景が完全なド平坦なだけに気分は悪い。PTが生きてれば相応の高いワットが出ているはずで、気持ち的に楽になれるのだが。

緩やかに勾配を増していくイヤらしいコース。
景色は足柄に似ていたりもする。信号ない分、追い込みがキツイ。
マラソンのせいか右腿の外側の関節と足首周りに違和感があったのだけど、乗り込んでいくほどに解消していく。
マラソンで使う筋肉と自転車のがまったくの別物なんだなと改めて実感。

森深くなりいよいよ峠に入った感じが強くなる。国立公園のせいか、道の整備もすごくしっかりしてて素晴らしいコース。
平日のこのルートは、まさに独り占め。不安になるくらいひとりぼっち。

とにかくプロファイルが示すとおり、徐々に勾配が強くなるすごいコースでした。
さらに九十九折などひとつもない激坂直線地獄…

残り5kmほどでふと前を見上げると「割れ目」のようなものが見える。
まさか称名滝?違和感覚えるほどに大きな滝だ…
ちょうど滝の始まりが雲に隠れてて、なんだか山にできた裂け目のようで、卑猥な感じすら。
すげえ存在感。

なんて感心しながらも勾配は8%10%とどんどんキツくなってくる。
果たして称名駐車場間際では15%が1kmくらい続く感じ…
決して脚の調子は悪くなかったけども、まったく歯が立たなかった。
脚だけでなく若干のテクニック的な慣れもないと、恐らく登れないくらいの勾配だった…

駐車場を過ぎると滝の展望台までの「歩行者専用」という道に入る。
歩行者道とはいえ、今まで走ってきた道と同じ幅で、この平日のこの時間。誰も居ない。
特に気にせず自転車に乗ってヒィヒィとゴールに向かうと、係員的なオジサンが2人。
頑張ってね~くらい言われるのかと思い笑顔で挨拶すると、
「おめ~は看板見なかったのけ!すぐ降られんか!」と激怒。え?
「せめてそこで写真だけ撮らせてくださいよ?」と返すも、もうひとりが、
「くぅおの~、早く降りられんか!ダメだよダメだよ!」と。
まあそういうルールかも知れないけれども、そんな剣幕で叱らなくても…
すごく広い道だし、誰も居ないし、せめて今くらい許してくれる融通があっても…
とはいえ、ローディーの悪評を広げないよう、済みませんと歩いて戻る。

晴れた日も見たいな。

雪渓も。


しかしこの絶景。称名川沿いは「悪壁」という名の絶壁もあり、かなりの景勝。
出勤前にこの体験は贅沢。

登った分、降りはこれまたスリリング。
ジェットコースターのように降り(ガーミンで158km/hを記録。ちっとマグネットセンサーが調子悪かったので…)、あっという間にふもとに降る。

曇天でも映える風景。

コンビニ、サンダーバード。


サンダーバードというコンビニでしばし休憩して、ひたすら直線地獄を楽しむ。
行きとは逆に-1~-2%の降りなので、非常に調子がよい。40km/hオーバーでひたすら走り続ける。
五箇山ライドで気づいたとおり、下ハンエアロポジションを維持したけれども非常に楽しかった。
まあ当然ながらそんな走りを20kmも続けると脚が悲鳴を上げていたが。

ホテルに戻って洗濯して温泉に使っていざ出勤。

すると仕事が順調に進んでおり、すぐに帰ってもいい感じに。
そして今ノンビリと日記を書いている。

こういう緩い日が一日くらいあっても全然良いじゃないですか。




 距離:       76.00km
 時間:       2hr 48min
 平均速度:     27.0 km/h
 獲得標高:     1,108 m
 消費カロリー:   1,544 kcal
 平均心拍:     153 bpm
 平均パワー:    -W
 NP:          - W
 MAP(20min):   - W 
 CP:        - W

平均心拍153bpmってなかなかの追い込みだな。

2013年6月13日木曜日

五箇山~親戚んち。

同僚から先週の休みのホテルに自転車乗りがたくさん来てたとの話を聞き。
「五箇山」というところ向かうイベントとのこと。(後で知ったけどグランフォンド富山というイベント)
五箇山で検索してみると合掌造りの世界遺産とかがあるみたいで、興味惹かれる。

大雑把な道のりだけ調べて走りだす。
するとPTが反応せず。。
コンビニでLR44を買うけれども、前は素手で開けられたPTの蓋がまったく開けられず断念。

砺波までの直線をひたすら走る。
後で考えるとこの直線で脚力の大部分を奪われてた…。
直線地獄。

とちゅうもの凄いゴツイ身体をしたTIME乗りのおっさんが居て、ノーヘルでイヤホンしてて交差点では脚を着かずに静止しながらムキムキの身体を誇示するようにグニグニとストレッチしてる。
信号が青になるととてつもなく重いギアでダンシングでバキバキに走り出す。
軌道に乗るとそこまでスピードに乗せない感じだったので怖いなぁと思いながら抜く。
先の交差点で例のようにムキムキストレッチをしながら僕の前にグイっと出てくる。
ああ怖いと思いながら抜いてからの直線地獄。
後ろから追われてるのでは?と怯えながら心拍が160を超える追い込みをつづけてしまった。

信号なし、除雪のためか道幅が異常にひろい、車がほとんど走ってない、と自転車乗りには天国のようだけど、全然休めないので地獄でもある。
ほんとう直線走ってるときは仲間が欲しかった。ローテしたいなぁ、つまらないなぁと走る。
そういえばこの日見かけたローディーはムキムキのTIMEおじさんだけだった。日曜日なのに。

砺波に着いたときにかなり身体の調子に不安を感じる。
30kmくらいしか走ってないのにこの疲労感。
モヤモヤとした気分で五箇山への登り口を捜す。

平地からとつぜん山深くなり、登り特有の負荷が脚にかかったとき全身に幸福感が走って「やっぱりこれが好きなんだ!」と痺れる。



と笑顔で走れたのはほんの僅かな区間。
すぐに苦しくなってくる。
やっぱりマラソンを始めたり、自転車に乗る時間が減ったりしたのが強く影響していたようで。
久々のロングランで「どこまでも自転車に乗ってられそう!」という気分になるのを楽しみにしてたのに、苦行モードに突入しちゃった。

苦行をこのアイスに少し救われる。塩気と甘みのバランスが絶妙絶品。


世界遺産までの道は平凡で期待していたような風景ではなかったな。
やっぱり合掌造りの集落があるってことは人里なわけで秘境感はない。

合掌造りには確かに人が住んでいてアンパンマンの子供服とかが軒先に干してあったりする。
でも多くのお家が観光客相手のお店になってて、おおいに風情は損なわれてた。
まあ仕方がないことなのでしょう。

物干し竿のステンレスがまぶしい。

これは世界遺産っぽい。

水木しげるっぽい。

一通り合掌造りを見て(20kmくらいを死にそうな顔でヨボヨボ走って)、帰路へ。
途中この看板に沸いた好奇心を止めることができずお店に入る。

くま丼…。

いかす店内。漫画喫茶としてもいける。

天丼も「テン」という動物かも知らん。

他人丼。鶏と熊のコラボ。

おっとりとしたマスターで実に丁寧に作ってる。待っている間、目の前に無造作においてあった「猟銃ガイドブック」を読む。お客に観光客はいない。地元民だけ。
おそらくキジ鍋をつつく方や、「今日はうさぎ鍋ね」と平然と頼む方。
くま丼の登場。
最近脂っぽいものに興味がどんどんなくなってるので、この赤味だけの肉はうれしかった。
硬いんだけど、豚や牛の硬い肉にありがちな粉っぽさがなく、ネチネチと硬い感じがうれしい。
でももっと、「うわ、臭い!」っていうネタ的な味を楽しみにしてたところもあり、普通に旨くて残念。

さあ熊肉食べたし元気が出るぞ!ということはまったくなく、ヘロヘロのまま走り出す。
突然PTが復活し久々にワットが表示される。
若干の登りで乳酸が出始めたところでワット表示を見ると200W以下…。
情けない気持ちで一杯になる。

熊肉には催眠作用があるのか、自転車漕ぎながら一瞬寝る。
これはいかんと下りきった先のドライブインに入って休憩所でお昼寝。

ここから射水の海岸に出て海岸線からグルっと回って帰ろうとも思ったけど、
脚がイヤだというので楽しくないけど来た道を帰る。
風も出てきてまたもや直線地獄に痛めつけられる。

あまりにキツイので下ハンもって極端と思えるエアロポジションを取ってみる。
なんてことでしょう。脚が軽くなりグングン加速するではないですか。
身体を立てたり伏せたりを繰り返し、その効果を確かめる。
うわー、下ハンってこうやって使うのか~と、5年も乗ってるのに新鮮に感動する。
思い返せば下ハンなんて下り坂でしか使ったことなかった。
昨日にバルバのスタッフさんにハンドルの角度をあおった方が握りやすいですよとアドバイスもらって朝一調整したことも影響してる。下ハンが俄然握りやすくなった。
そういえば「大きな背中」と言われたことが何度もあったっけ。
これからは「小さな背中」をすこしでも長く維持できるように練習しようっと。

結局のところ130kmを走った。

ホテルでシャワーを浴びて親戚の家に向かう。
ご馳走を準備いただき周りの親戚も集まってくる。うれしい。
刺身も絶品、山菜も絶品。

バイ貝さんと鮎さんも居る。この後の山菜攻撃がすごかった。


唄のご披露。


 距離:      130.46km
 時間:      4hr 59min
 平均速度:   26.2 km/h
 獲得標高:   1,607 m
 消費カロリー: 2,255 kcal
 平均心拍:   134 bpm
 平均パワー:  -W
 NP:        - W
 MAP(20min): - W 
 CP:       - W



2013年6月12日水曜日

連日の勤務。

毎日仕事の報告してたら何とか基準法違反的になるのでしない。

あー、日曜日とか結構思い出深い日だったのに日記書く時間ないなぁ(._.;)

2013年6月9日日曜日

北陸出張での初ライド。

金曜日、本社打合せ後そのまま北陸へ。
越後湯沢で乗り過ごしそうになる。
慌てて飛び降りたときに踵でどなたかをシコタマ蹴りつけた。
逆の立場ならファックオフものであろう。ごめんなさい。

翌日。
出社予定が12時出社から9時出社に変わり、さらに12時出社に変更。
ようやくチャリに乗れる。
朝飯はホテルバイキングを食べ、7時出発。

行き先は岩瀬浜、母方の実家、富山のバルバ、の3本だて。

ホテルを出て駅前を抜けると直線地獄が待ち受ける。
雪国特有なのか、道幅は広いが轍的なウネリの強い道。
いきなり300w超えの40km/h台のオーバーペースになる。
正直怖い。久々に乗るので操ってる感の欠落が半端ない。
その代わり脚がまっさらなので、かなり踏めてしまう。
フワフワとした雲の上を走ってるというと大げさだけどそんな感じ。
1時間ほど乗ってようやく地に脚が着いて楽しくなってきた。




ライトレール沿いに走って幼少期に良く連れてってもらった岩瀬浜に到着。
特に目立った風景はないので「なつかしい…」ってのはない。

すぐに踵を返して母方実家に向かう。
死んだジイさんとかにによく岩瀬浜に連れてってもらったのだけども、すごく遠くに連れてってもらってた気がしてた。
でも5kmも離れていない。子供の頃の距離感って、今と全然違うよな。

実家にはおじさんおばさんしかもう居ない。
出張が決まったときにすぐに連絡したかったけれども、
仕事のペースによっては挨拶にも行けない気がしたから連絡しないでおいていた。
そこでいきなりの訪問だから、そもそも気がついてくれるか心配だった。

リフォームして小さいながらもかなりオシャレなお家に到着。
少し緊張しながらチャイムを押すとおばさんが出てくる。



朝8時に髪の毛ボサボサでピチピチのウェアを着た男が現れさぞ警戒されるかと心配したが、
顔を見るなりすぐ分かって貰えて笑顔で迎えてくれた。
おじさんもニコニコ。
歓迎してくれててすごくうれしい。
明日、もう一方のおじおばを呼んでの宴会を約束して早々にしばしのお別れをする。

直線地獄。

10時開店のバルバに、 9時に着く。
もうチームの人たちが沢山タムロってる。
じろじろと見られて怖くなって撤退w



時間潰しに視線に入った丘を登ったりすると立派な施設が登場する。
富山大学医学部。「解剖棟」っていう看板に魅かれて行ってみると気分はすっかりバイオハザード。
朝っぱらなのに、かなり怖いジメジメした雰囲気。
ものすごい数のダクトとか廃液タンクがあって想像を膨らませてくれる。
たぶんその想像は全部間違ってると思うけども。

でバルバに。
「敷居の高いショップ」みたいなネットの書き込みがあったりして緊張したけれども、
富山バルバはキレイで入りやすくて店員さんの対応もすごくやさしい。

もっと体育会系のお店かと勝手に想像してたけれども、
誰でも気軽に相談できるお店かと思う。
あれだけの仲間が集うのだから当然かもしれない。
都内の大きなショップよりも、広々とノンビリしていてすごく魅力的だったな。

空気入れも快諾いただいた。スペシャの空気入れお借りして、その勝手のよさに驚く。欲しい。
空気も入れ終わってスゴスゴと帰ろうとしたら、店員さんのお見送り接待が!これは正直面を食らったが嬉しかった。
ハンドル回りのセッティングのアドバイスをいただいたりした。
この出張に時間的なゆとりがあれば、もっとお世話になりたいな。

直線地獄。

出勤のためにホテルに帰る。
ビブショーツだけ脱いでのマラソンスタイルに着替えてシャワーも浴びずに会社に向かう。

アマゾンで買った靴を初めて履いてのジョグ。
ターサーっていう靴らしい。タケさん曰く市民ランナーの憧れの靴だとか。
確かにグリップが良くて軽くてクッションも快適。
会社の駅伝大会では毎度ひどい脚の痛みが残るのだけれども、
クッションのほとんど入ってない靴で走ってたせいかもしれない。

ジョギングなりのスピード感もあって楽しさが分かってきたかも。

休日特有の浮ついた感じで仕事をやって、19時過ぎに退社。
気持ちよく走って帰る。

酒がうまいぞ。

今日は仲間たちが勢ぞろいして西伊豆ランを楽しんだらしい。
別に全然うらやましくない。こっちだって楽しいし(涙)

げんげ。

2013年6月5日水曜日

北陸の生活。

日曜日。北陸に帰宅…
翌日早朝練習に出るのだと意気込んだが結局現地の同僚と呑みに行き日を跨いでしまい。
4時半に起きるも8階からチャリを下ろす手間など考えると萎える。
そして2度寝。
この意思の弱さ半端ないのだけれども。意を決して翌日は人生齢40を前にして初の自主的ランニングを。
幼少期には家族の強制があり。部活動期には部活動の強制があり。会社での駅伝大会はまあ結局は何らかの強制があり。
白ぶちの眼鏡のパリミキの着脱式サングラスを装着し、ジェイスポーツの抽選で当たった安いサイクリングジャージを着てUNIQLOのねずみ色の短パンはいてルコックのキテレツな普段ばきのスニーカーと純白のカステリレッグウォーマーはいて、変なサラリーマンが完成。
初めてのランニングはなんだか恥ずかしい。
ひょこひょこと妙なストレッチをしてペースも分からずキョロキョロと走り出す。
意外なスピード感と交通ルールの難しさに驚く、少しばかり。
かなり気をつけないと轢かれると思った。
ガーミン握りしめて走ったけれども、心拍はあっという間に上がる。
150に上げるには、L3:20分+L4:3分程度必要だったけれども、ちょろりと走って上がる。
前日の飲み会で若い娘から聞いたカンスイ公園とやらを探してウロウロしたけれども見つからず。
あとでログ見ると相当近くにいた。
ジョグだと思いきって脚を伸ばすことはできない。



でもこんなところを走れるアドバンテージもある。

勤務先に到着してダウンしながら自動販売機を探してコーラを飲む。うまい。

さて復路。
なにを血迷ったか同期がおれも走って帰ると。
時刻は丑三つ時くらい。
おいらのキテレツな格好を存分に見せつけて縁深き同期と走る北陸午前丑三つ時。
またもや縁が深まりした。
彼はキレイなシャツにチノパンという出で立ちでしたが、往路と大差なしのアベレージ。



ホテルに帰ると届いてました。
早速履いてジョギングしたいけど、翌日は相模に戻る日なのでお休み。




2013年6月2日日曜日

北陸~相模~駿河、そして北陸。



この写真がブログのためにとウキウキで撮影した最期の写真。
ほぼ個人的な日記なブログなので出張先の仕事についても記録を残しまくりたいのですが、書いちゃダメなことが多すぎるので断念。書きたいことだらけなんですが。
とにかく北陸でチャリに乗る隙間は1分たりとない。
仕事の帰りにチャリがあると便利なんだけど、マジでインペリを投入するかも知れない。
掟破りの輪行車にしたけれどもまさかママチャリの扱いにするつもりはなかった…
ジョギングは帰って脚を変質させそうでやらない方向で考えてたけど、心拍系を維持するのと通勤という意味でも選択肢として急浮上した。
背中を押したのはタケさんのアドバイス。
ガチガチのレーサースタイルで出勤するか、マラソンスタイルで出勤するか、それとも両方か。
富山市街は思った異常の広大な平地で追い込むには危険だし、信号待ちの攻撃がどの程度かまだわからない。
ルート組むのが難しそうで下手すると練習にならない気がする。
今日早く寝れば明日は早朝練習に出れるだろう。

小田原には金曜日に戻った。
土曜に義兄の結婚式があり、金曜日に設定されてた打合せに急遽参加。
そうでもしないと帰省旅費が確保できないので。上司の配慮でもある。

義兄の結婚式は安っぽい地方の詰まらない式場かな?なんて思ってたけども、素晴らしいものでした。
自分が手軽に済ませた分、おおいに関心する。
彼の生い立ちのスライドショーごときで大粒のなみだを流してしまったのは歳のせいと急な北陸出張と出張先の面々の生活とかを目の当たりにしたことがおおいに影響したからだと思う。
完全におセンチになってる。

カンタ用のも豪華

しばしの家族との別離のとき。
新富士駅のホームまで見送りに来てもらった。
ガラガラのホームでカンタと徒競走とかしてこだまが来る。
窓際に乗り込んで窓越しに手を振る。
カンタは始終爆笑。まあ、これが2歳児か。
いよいよ発車のベルがなって、ふざけて泣き真似してみた。
そのあとは嫁ちゃんからのlineで知ったけども「なんでとっとは泣いてたの?」と聞き、カンちゃんと別れるのが寂しいからだよと返したら泣きべそをかき出して「とっとが居ないから歩けな~い」とホームを出るのが大変だったとのこと。



いやはやどんどん感情豊かになる時期なのだな。
やはり1ヵ月くらいで帰れることを切に願うし頑張ります。

Maxとき。今日は2階に乗車。
全車両2階建ての新幹線があるなんて知らなかった。