2013年9月30日月曜日

感染症と降りが怖い病のリハビリ。

うなされるほどにヘトヘトになって作った資料を報告し、その夜は品川で飲む。そのメンバー繋がりでとある有名メーカーの役員いわゆる大物がご参上されたのだが、その柔らかい物腰が妖艶というか妖怪というか恐ろしく感じ、そのせいか気がつくと僕の体調は急降下。5時間は飲んでたのでべらぼうに酔ってるのに急な高熱が出て身体中が痛いという初めての体験。さらに目の前には妖怪が…(失礼w)。いつもなら悲しく感じる終電の時間に助けられ退散。

身体中の痛みにもがきながらようやく最寄りに着く。いつもならそこで酎ハイとカップ麺を買うのだがそんな元気は皆無で。

赤ちゃん用の耳で測る体温計。便利。


お熱を測ると38度8分。ガサガサとお医者から貰った処方薬の余り袋を漁りロキソニンとムコスタのゾロを飲む。今思えばその解熱がよくなかった。その夜はロキソニンのおかげでよく寝られたのだが、朝は微妙な体温。寝坊気味なこともありお休み頂くことに。のんびり休もうかなと思ったけど、幼稚園の見学に行くと嫁ちゃんが言うのでそれくらいなら行けるかな?と行ってみる。



ああ、子供って可愛いなぁなんて感じ入る余裕もあり、大雄山昇り口の幼稚園だったので見学が終わったら道了尊でも行くか?と提案する。
ああ、やっぱ道了尊は良いなぁと思った3分後にまたもや急降下。何にも出来ないくらいの体調になる。恐らく昨晩飲んだロキソニンの効果が切れたのかな。カンタと嫁ちゃんがテンションアゲてるのを横目で見ながら震えが止まらない。申し訳ないですと謝って帰路につく。車のハンドルを握る手もおぼつかず、暑いから窓を開けろと命令されるがままに開けるが、その風が腕とか顔にあたるだけですごく痛寒く感じて辛い…

ここのところ熱ばっかり出る。
全部メイちゃん経由。カンタからもらったことないのに。カワイがり方の差もあるのか?

耐え切れず昼間にまたロキソニン&ムコスタを飲んで何とか寝付く。でも身体を蝕む菌をやっつけるに解熱はダメかもしらんと思い、夜は薬抜きで過ごしてみる。地獄の様につらかった。39℃を行ったり来たりする体温で、全身筋肉痛、眼が激痛、全然寝つけない。気を紛らわそうとキング・オブ・コントの録画を見るもそれも辛く15分が限界。カルピスだけがうまい。

そしてまさかの会社二連休。さすがに病院に行く。処方されるは抗菌剤のクラリス。
10時過ぎに飲んでから夕方ころにはバッチリ効いて平熱に。一日早く飲んどきゃ会社行けたな…

きれいな相模湾は朝日で飛んで写せなかった。


翌朝土曜日、リハビリとしてチャリに乗る。秋晴れが美しく、空気も乾いてて心地好いことこの上ない。
気の赴くままに走ろうと特にルートを決めずに出発。まずは田島石橋からの広域農道。一汗かいての相模湾の眺めが素晴らしい。
登り降りを繰り返し、足柄乳業、震生湖と繋げる。震生湖手前の2段坂の二つ目で動悸を感じたので無理はしないでおく。ただこんなに爽やかに走れる日はそう無いなとウキウキ。さらに療養中出なかったモノがセブンで立派に出てウキウキ増大。

今回はリハビリともうひとつのテーマが下り坂のコーナーリング。
コーナー中にはブレーキは忘れる!と心に誓ってみると重心移動に意識が向かいスッとクリアできることがたまにあった。ブレーキも腕全体に力が入って上体が立ってしまいガチガチだったんだけど、上体をしっかり寝かして指だけで力を加えれば減速には充分。デュラなんだから信頼すればいいんだ。
なんて、今更ながらというか、そもそもこんなこと意識しているのが重症だということは承知で、リハビリを頑張ってる訳です。

いいぜ~、大雄山。


降りが楽しくなってきたので大雄山最乗寺道了尊に向かう。
先ほどの動悸もあったので、ゆっくりめで登る。いつもは全力で駆け上がるコースだったので、余裕のある気持ちで登ると実に優雅。参道ということもあり木々が濃く木洩れ日が素敵。
結局ゆっくりとは言えゴール地点ではゼイゼイと過呼吸気味になって息を止めて落ち着く。13分半ばでゴール。タイムはそんなに悪くなく良い感じ。
降りは対向車の気配があるとやっぱりビビって上体が立っちゃってフラフラノロノロする。余計に危ないんだけどね。



充分満喫してコスモスの咲く小川の土手で休憩。こんな秋晴れ、年数回あるかないかだな。


 距離:      50.92 km
 時間:      2hr 7min
 平均速度:   24.0 km/h
 獲得標高:   987 m
 消費カロリー: 984 kcal
 平均心拍:   136 bpm
 平均パワー:  223 W
 NP:        246 W
 MAP(20min):  232 W 
 CP:        268 W

2013年9月24日火曜日

早朝箱根登山。

乗ろう乗ろうとしても気力が負けて乗れない日々が続いちゃう。

この3連休武蔵の国からいらっしゃるとのクリハラくんの連絡に便乗し、早朝頼むから付き合ってくれと頼み込み、その当日の月曜日。

昨日の日曜日はひとりぼっちで早朝から丹沢湖を攻めるぞと固く誓ったのに寝坊という有様だったけれども、さすがにお相手していただけるとなると今日は起きれた。

約束の時間よりかなり早く起きれたので、すこしひとりで走ろうかと思ってたら、運悪く同じく早朝から目がパッチリ覚めたメイ姫ちゃんの相手を約束ギリギリの時間まですることに。
まあニコニコの上機嫌の娘の相手をするのは悪い気分はまったくしなくてうれしいのだけれども。

6時になったところで出発。
ステム交換してからの初めての出走。走り出しから具合がよい。

すっかり初秋っぽくなり、肌寒さを感じつつ小田原西口へ。
待ち合わせまで時間があったのでクリハラくんのブログを見ると、早速昨日のランがアップされてる。
みんなが活き活きと走ってる姿が眼に浮かぶ。うん、うらやましい。

昨日の充実した疲れが存分に顔に出てるクリハラくんご参上。

コルナゴ!

考え得る最高スペックでの登場に面食らうw
ドリンクホルダーなし、サドルはスペシャのテストサドルという初々しさがうらやましい。

足しげく通ってた箱根旧道ということで、彼には是非タイムアタックしてもらいたく西口からウォームアップかねて荻窪経由で登り口に向かう。
風祭からローテしながら良いペースで走る。
かなり引っぱられ疲れてしまったので登り口からペースアップできる自信なく前に出てもらう。
最初は突っ込み気味においらがペースを作って彼のやる気を刺激しようかと思ってたのだが。

しばらく登るとさほどペースが上がらない感じで、まあ乗り込んだコースだから意図的なペース配分なんだなぁと思い、平坦区間でおいらが前に出てみる。

その後ゴール手前まで要所要所で後ろから励ましの声をかけてくれるという、素晴らしいイジメをしてくれたw
最後の平坦区間の手前で「頑張りどころですよ!」と抜きさっていただき毎度タレるその区間を目一杯踏んで追いかけることができました、サンキュウ!

ガーミンのポチりを忘れてログが取れてなかったけど、40分前半くらいとのことで、まあ特に不満のないペースで走れた。後半はワットが230W程度で、もう少し出せてもいいんじゃないかなぁ~という気はしたが。

もう少し走りたいなぁ~という気分のまま帰路に。同じ道を帰るのが嫌だったので、1号方面へ。
ぼんやりしてて道を間違えてしまい、意図せず「国道1号最高地点」方面に入ってしまう。
小田原⇒箱根では良く通ってた道だけど、箱根⇒小田原では初めて通った。

ものすごい風だったけど、山深くて道も広くて素晴らしかったな。

降りはクリハラくんに何度も心配してもらうほどのヨチヨチ走行。。
悪いところは分かってるつもりなので、何度か続けて乗れば慣れると思うのだけどなぁ。
とにかくたくさん乗りたいな。以前の自分より速くなりたいとは言わないので、以前レベルには戻りたい。

クリハラくんの宿泊所のキャプテンちに行ってバイバイする。キャプテンは電話するも不通。寝ててのかな?今日のランにはキャプテンも現れることを期待してたけど、来なかったな。

うちに帰り、元気なチビどもに絡まれるひと時を過ごしてから職場に行く。
クタクタになるまでやって帰宅。目一杯に詰め込んだ日だったな。

2013年9月17日火曜日

都心に行くと金が減る。

ここのところ続いてる都内出張。
今日は家に未見のDVDがあり早々に帰る予定。

まあでも折角なのでメガ家電量販店に寄って、スマホ充電器でも物色しようかと。朝霧ジャムで必要だろうし。

ビックカメラの売り場にはところ狭しとパナソニックの商品が。ネットでは全然扱われてないのに。さらに高い。
この様にメガメーカーの悲哀を感じて涙。

あまりの物量攻めに購入寸前までだったけれども相場との解離が酷すぎ棚に戻す。
容量・価格・保証(ブランドネーム)を考えて日立のに決定。決め手はランスカラーw


で、この買い物が長旅の布石に。
残量がギリギリだったスマホに早速チャージ。購入した有楽町は山手線に乗りつつ。
スマホより大きい充電器。いつもの通り胸ポケットにスマホ&充電器を仕舞うも大きすぎて取り出して鞄に仕舞う。
これがよくなかった。小田原までの新幹線回数券も胸ポケットに仕舞ってた。鞄にスマホ&充電器を移したときにこの金券を落としたらしく…

取り敢えず東京駅で顛末を説明すると、疑いもなくでも面倒臭そうに外に出さしてもらう。
さすがに自腹で新幹線乗るほど豊かじゃないのけど、鈍行で帰るほど我慢強くないので新宿発のロマンスカーを予約する。

どうせ新宿に行くならば買い物してやろうとさらに30分遅いロマンスカーに変更。狙いはローラー機のOCR用のステム。安ければ何でも良し。

新宿はワイズの入門用店舗に行く。店員さんに、2008年のジヤイアントOCRのハンドルに合う120のステムありますか~( ・∇・)と聞くと、5年も前じゃ分からんとの冷たいご返答。ああ左様ですか、とスマホで調べてみるとさすがジヤイアント。まだカタログを残しておりました!

カタログを見るとやはり細目の26.0。すでに絶滅寸前の仕様。お店の在庫をしらみ潰しにしていただき、セールでも売れ残った淋しげなステムをご紹介いただく。1,050円。お買い上げ!


レジのお兄さんが値下げ前のバーコードを読んで値下げ前の価格を知る。2,500円。ああ、得した得した。

さてうちに着くのは22時。それからステムを着けてなんやかんやして、明日も寝不足だろう。

2013年9月16日月曜日

ひとりぼっちの台風一過。

大雨でおんもに出れない鬱憤もたまり、出勤もあったとっとを置いて皆さん帰省されてしまい。台風でガタガタする家でひとり寝苦しい夜を過ごす。

身体が腐ってる感じを振り払うべく午前中はローラーに乗る。


やっぱり3セット持たない。心拍は充分に上がっているのだが。
気力と心拍がダメなだけで、高出力は出せるはずと3本目のL4上を頑張ってみたが300Wを下回ってしまう。でも乗らないよりマシな訳で、毒気は抜けた。

昼間には「なんだかんだで全員集合!」というドリフの映画がやってたので、ボンヤリ観る。志村けんはおらず、茶が若い。まだ「全員集合」も始まってなかった頃らしく初々しいというかマドンナの中尾ミエこそ初々しいすぎるというか「カワイイ」と思ってしまい、でもやっぱり中尾ミエなので、なんとなく胃がもたれる感じがして途中でリタイア。茶がカンタに似てた気がしたのは気のせいだろう。

最近読み始めた本をやっつけてから、今度はランニングを兼ねてツタヤに借りに行く。

GPSのログが取れてなく、イライラ。

ご覧のとおり最初だけ快調なペースであとはヘロヘロ。ふくらはぎが張ったのと、肺が痛くなったのと。ローラーでもそうだし最近そんなことばっか書いてるけど身体全体が重くて追い込めなくなってる。体重は決して増えてないんだけどなぁ。

まずは松江監督の「ライブテープ」を観てやっぱ奇跡が起きてるなぁと薄く感動し、引き続き「LOOPER」を観賞。
30年後の世界ではタイムマシンが完成しているが違法扱いとなり禁止されるも悪の組織が使って殺しも不可能になっている30年後の世界から現在に邪魔者を送り込み現在で雇っている「ルーパー」というものに始末させるという設定で、さらに「ルーパー」のもとに30年後の「ルーパー」自身が届けられ自分自身で自分を始末させ始めるのだが、案の定うまく始末できずにややこしい展開になるというややこしい幕開け。
なんだかんだあって、最後は強大なサイコキネシスを持つ子どもがその力を操りきれず恐れをなした大人に殺されようとするところで母親の愛の力で救うみたいなエンディングなんだけども、これが理不尽なワガママと大泣きで毎日困らせてくれるカンタと重なりさらには解決するのは親の寛容な愛しかないと教えられた気になる…。自分が親になる前は、この映画をこうも真摯に受け止めることはなかっただろうにw
今、エクソシストとか観たら笑えなかったりして…

「LOOPER」、家族愛&田舎型SFサスペンスってことでなんとなく「サイン」に通じる。うちの嫁ちゃんが不思議なことに極めて珍しい「サイン」好きでして、勧めてみよう。

で、外を見ると台風一過の素晴らしい夕焼けなのでした。





2013年9月14日土曜日

夜ローラー。

ここのところ呑み会と本社出張が飛び石的にある感じで、乗れない。

本社出張前には、事前準備的なものが必要でどうしても遅くなってしまうし。

そしてこの3連休。初日は恒例ご近所仲間とぶどう狩りで、残りの二日でおんもランを楽しむのだと決め込んでたのだが大雨と本日知る。

ここで転がさないと脚が腐ると、ローラーに乗る。
負荷装置のメモリをひとつ軽めに戻して。

軽くしたことで安定したペースで走れたけれども、やはり2セットでおしまい。
短期的な衰えなのか、暑さなのか、歳なのか。

暑さだと信じたい。おんもで長い時間走りたい。ゆっくりでも長く走れば強くなれると妄信してる。

2013年9月8日日曜日

子どもになんらかのウイルスを伝染される。

伝染るんです。のインパクトがありすぎるので、「うつる」ってそう書くに違いないと思い込んでいて学校のテストで×を貰ったことがある人は、だいたい同年代の気がする。
そう読んでもOKにすればいいのに!って多分ほぼ全員思ったはず。

子どもからウイルスをもらっちゃった。

滅法身体の丈夫なカンタ。メイちゃんも無病系。その系統は、嫁ちゃんから。10数年の長い付き合いだけれども、彼女がダウンしたのは1度だけ。結婚してからは皆無。

カンタは必ず感染するという突発性発疹と、オイラが罹患しタダの疲れだと思い込んでカンタをベロベロしてしまい移したインフルエンザB型だけ。それもオイラより遅く発症したのに、早く治癒するタフガイっぷり。

その感染に対してかなりの抵抗力を持つチビふたりが、同時に発熱した。

この一週間看病に追われた嫁ちゃんは疲弊このうえなし。そして今週のオイラは、年に2回来るか来ないかの短期間でなんだか良い感じのビジョン(?)を示さなきゃいけない、みたいなシチュエーションで、全然疎い分野の薄っぺらい知識を大急ぎで吸収するタイミングに遭遇。ようやく開放されてホッとして普段は職場で軽口なんてほとんど放たないのに、放しちゃうくらいのペラペラな気分。今日は定時で帰って家族で焼肉にでも行こうと。
気の緩みにウイルスがつけこんだのでしょう。午後15時過ぎから猛烈な食欲の減衰と、なんというか絶望的な疲労感。インフルのような筋肉痛、関節痛はない。気管支系の痛みもない。下痢もない。とにかく発熱の予感だけがする。

いやでも前日異常に飲みすぎたから、遅くに二日酔いが醒めたのだとも考え、会社帰りに缶チューハイを一本やる。迎えれば霧散するのが二日酔い。
違いました。うちにあるすべての体温計(3種)を試したけれども、示すはすべて37.7℃。恐る恐る嫁ちゃんに打ち明けると、「あ~あ、始まった始まった」と。体調崩すと機嫌が悪くなるのが「お母さん」という人種。仕方ありません。面倒が増えるのだから。

熱さえ出なければ、また丹沢周回をやって追い込もうとかなり意気込んでた。その週は一回だけローラーを転がしたけど、あとは忙殺され。ステム調整後ということもあり、本当に乗りたかったのに。

うちにストックしてたロキソニンとムコスタを飲んで就寝。インフルのような悪い夢は見なかった。同僚という設定の知らない女性の赤ん坊をダッコして、首に回された手の力が強くて背骨がボキと言ってスゴク痛かったという夢はみたけど。
朝、35.3℃。オイラの平熱に戻ってる。マジで出撃しようかと思った。でもなんかすごく怒られる気がしたからニドーネ。

この病気、おそらくチビふたりが口腔にプツプツの発疹ができてたのでヘルパンギーナ
子どもの感染症といわれるけど、大人が罹ると怖いみたいなブログもありビビる。話はそれるけど、こんな面白いブログにも出会った(嫁ちゃんが見っけた)。とにかく、口腔内の症状が酷いと。こんなんで仕事するのは嫌だ…。でも自分の場合は高熱は二日目の夜にも出たんだけど、腰とハムストとふくらはぎに神経痛みたいな痛みがあっただけで(自転車で痛む場所と一緒なのは偶然??)、喉は確かにいつもと違う重い違和感はあるけど全然耐えられるレベル。風邪なんて引くと絶対に鼻とノドにきて、長い後遺症に悩まされるのが常なんだけど、この感染症はすごく切れがよかったw

とはいえ結局貴重な週末に乗れなかった心の傷は深く、発症3日目に振り切るようにローラーに乗る。腰とハムストの痛みは残ってたけど。乗り初めから脚は快調で、お、このままセットをこなしちゃうか?と思えたのだけれども、結局2セット目のL3というか多分もうL4の250Wが出し切れず断念。なんとか230Wくらいで残り10分流して終了。ダウンする前からこんな調子だったけれども、「もう、あきらめちゃおうか…」という気分に拍車がかかってるので、あきらめないように楽しく地道に何かを続けることを誓うのでした。まあ、何をあきらめるのかもよく分かってないんですけれども。

2013年9月5日木曜日

登りと平坦の得意不得意。

何で平坦好きと山好きに分かれるかを解説した記事。英語だけれども、ワットで丁寧に説明してくれるのですごく腑に落ちた。

同じワットでは、平坦では力は弱く短くでも速く、登りでは力は強く長くでも遅く。
ということで、速筋と遅筋の比率で得意不得意に影響して、それは生まれつきの面もありますと。

で、ふと思ったのだけども、登りが好きなひとは平坦ではケイデンス落とした方がマッチしたりするのかな?

とにかくうまく走るのにケイデンスか重要なんだと今さらながらに納得でき、また走るときの楽しみが増えた気がする。

2013年9月2日月曜日

ドキドキのステム交換。

土曜日に丹沢湖周回練習からヘトヘトで帰ると8/19にシッピングのお知らせから遅れること10日以上たっての110mmステムが到着。今インペリアーレに装着してるのとほぼ同じのリッチーWCS4アクシスのウェットブラックの鋭角。

ちと、仕様が異なりますね。


たった2センチに一万円弱支払うなんて当然理解されないので、そそくさと自転車部屋に隠す。

すぐにでも取替え作業にかかりたかったけども、この日はカンタと嫁ちゃんの散髪にお付き合い。カンタはなぜか美容院は大好きで、「今日は美容院行くの?」と数日前から楽しみにしてる。

おうちのシャワーでは泣くのに、美容院ではおとなしい。

猛烈に暑い日だったけど、楽しい家族団らんを涼しい涼しい美容院で過ごさせてもらった。カンタは一気にいいとこの坊ちゃん風になり、嫁ちゃんもなかなかの仕上がり。

八丁に避暑に行こうというとまったく信用されず、なかば無理矢理に連れて行くと信じられないくらいに涼しかった。下界38℃の八丁30℃。たったの300m程度なのにね。山の陰と、清流と、風の通りのせいかな。

充分すぎるほど充実した日を過ごし、翌日日曜日はららぽーと横浜に行く約束。おいらはモモが太くなって履きにくくなったスーツを新調するのとオークリーでも物色しようかと。嫁ちゃんは嫁ちゃんで、楽しみな買い物があった様子。
でも当日の早朝、「メイちゃんが猛烈に熱いから、買い物行けないね…」と。初めてのお熱。
なきじゃくる乳飲み子ってのは、切ない。けれども、なんともできないので自転車修理しても良いかな?と聞くと、いいよと許してくれる。感謝。

年に1度のヘッド掃除。

さてステム交換。でも実は懸案事項がひとつあり。公園の芝生を走り、隠れてたブロックに衝突してハンドルがひん曲がるといった馬鹿げたことをした時くらいから、フォークの軋みが気になりだし…
ヘッドパーツを増し締めしてもその軋みは消えず、フォークがヒビが入ってるイメージを常に胸に抱きつつ乗る日々が続いてた。
ステム交換のときに一度フォークを外して確認する決意だったけど、なかなかその現実を目の当たりにするのは覚悟がいる…。

キャップを緩め、ステムを外し、キャリパーも外し、いざ抜く。ああ、なんともなかった。。
シャバシャバになったグリースと錆まみれのシールドベアリングをウェスでふき取る。ヘッドの中もオイラの汗でシャバシャバ。ステムは塩を吹きまくって、さらに塗装も侵食されてる…。

フォークの軋みが治ることを祈りつつ、グリースをたっぷりくれてフォークを装着してメッキリ活躍の機会が減ったトピークのトルクレンチで丁寧に締めてハンドル装着。

さて、90→110mmの変化はいかに?と修理着のまま試走してみる。なんとまあ、すごく調子がよい!窮屈さが吹き飛んだ感じ。家の前を数十メートル走っただけなんだが。さらには軋みもまったくなくなった。ああ、こんなにスッキリといくメンテは久々というか始めてだ。ああ走りに行くのが楽しみになった。

ホクホクとした気分で、お熱のあるメイちゃんにちょっかいばかり出すカンタを連れ出しプールに行く。この間より水を怖がらずに楽しんでる姿を見て成長を感じる。たっぷりプールで遊んで、でも滑り台もやりたいというので足柄運動公園に連れてくと、ほぼ貸切状態の公園に興奮気味に遊びだす。日陰でその様子を見ながらしばらくスマホをいじり倒してると、「とっと、帰ろう」と元気なさげに戻ってくる。で、車に乗せるときにダッコしてやると、ものすごい熱。

う~ん、遊ばせすぎて熱射病になってしまったのか、と反省する。切ない切ない。



2013年9月1日日曜日

丹沢周回練習。

今日は下ハンポジションとコーナーリングの練習に集中しようと丹沢湖に向かう。

周回に集中するんだと言い聞かせるのだが、結局ところどころで踏んでしまって足をどんどん削ってしまう。

タケさんの神縄のKOMを奪うのは次回だ次回だと肝に命じたのだけれども、熱くなってKOMを奪取w

すっかり追い込んでしまって湖畔の売店でドデカミンってうまいな~と休憩してるとすごい勢いのスペシャ乗りとトレック乗りが目の前を通り過ぎる。いやはや早朝から元気な人がいるんだな~と感心する。

のんびりと走りだし、駐車場を越えたところからL4下くらいで走る感じ。なるべく下ハンで上体をうまく寝かすことができるポジションを探すことに集中する。コーナーリングはこれまで特に意識したことのなかったカウンターステアで重心を移動させてみる。確かにキビキビと重心が動くことが分かったけど、結局コーナー中に視線がすごく近くなっちゃう癖が抜けないせいか身体が立ってしまって曲がり切れない感じに。ゆっくり時間をかけてすこしずつ上手くなるしかない。

なんて考えながら一方通行を結構なペースで走り駐車場を通り過ぎて次の周回に入ろうとしたところで先ほどの速いローディー二人組みに出会う。なんとテルイさん。とその同僚さん。
聞けばその同僚さんも「門限」があるとのことで、いやはや家族もって歳とるとローディーはどんどん朝が早くなりますな、と語らう。
西湖出場を考えてるとのことで、その練習で丹沢湖に来たとのこと。う~ん、そういう話聞くと今年も出たいなぁとも思う。

次の周回は少し本気で走る感じで、とテルイさんが走り出したので、ひさびさに人のケツについてみる。想像以上にテルイさんの走りが強烈で、ツキイチなのに300Wは大きく超えるは心拍も170bpmを超えてしまい、とてもローテする感じにはなれなかった。ここまで高速なドラフティングも久々というか始めての経験かもしれず、緊張で心拍が上がっている分も相当にあった。
案の定コーナーで大きく離されてしまうこともあり、つくのが精一杯。ギリギリまで追い込んだ感で駐車場に到着。

また駐車場で一休みしてリトライすることに。テルイさんは2周軽めに走りスプリントの練習を最後にやるとのこと。次はケツに付かず走ってみようと。とはいえ走り出すとテルイさんは結局いいペースでやっぱり追ってしまう感じになり、橋を渡るところで抜いちゃったりする。こちらがタレると抜き返されたりする。休ませてくれない。一方通行のところはコーナーの下手さが露見する恥を省みず前に出る。駐車場まで前を走りきってテルイさんを送り出す。オイラはここで終了。一周流して、駐車場前だけ全力でスプリントしようとしたら一踏み目で腿が攣る気配がして止めておく。
距離にして60km走った程度で脚が完全に売り切れてた。

持久力のなさは毎度のように痛感したけども、今日は下ハンポジションで少し良いことに気が付けたかなと。いつもは状態の位置を肘の曲げ具合で調整してた感じだったけども、脇の曲げ具合を意識すると自然なポジションを維持できる気がした。そして、ステムが短いことによって窮屈になってることを改めて感じた。早く調整したいな。

 距離:      81.14 km
 時間:      2hr 42min
 平均速度:   29.9 km/h
 獲得標高:   731 m
 消費カロリー: 1,531 kcal
 平均心拍:   151 bpm
 平均パワー:  231 W
 NP:        257 W
 MAP(20min):  249 W 
 CP:        252 W