2013年1月14日月曜日

呑んだ暮れ2013 伊豆の天国コース

悪天候で延期になっていた「呑んだ暮れ2013その1」。


ひとつ、呑んだ暮れのルールは、
絶対に口外するな。

ひとつ、呑んだ暮れのルールは、
山岳が混じること。


ひとつ、呑んだ暮れのルールは、
温泉に入ること。


ひとつ、呑んだ暮れのルールは、
居酒屋にレーパン姿で入ること。


ひとつ、呑んだ暮れのルールは、
輪行すること。


ひとつ、呑んだ暮れのルールは、
電車でも呑んだくれること。



という簡単なルールなのですが、
難しいのは天候とメンバーご都合。

悪天候じゃ気持ちよく呑めない。

メンバー揃わなきゃ、ただの苦行。

悪天のため延期になっていたその1を王者ミズシマさんが、
1・12決行の英断を。
人徳と王者の肩書がなければ、ホストはできません。


嫁ちゃんが子宮口3㎝開いた状態のオイラが一番流動的というか、
人道的に参加してもよいのか?という状況でしたが、
参加するという英断。というか無茶、低能、バカ。

「陣痛始まった」の連絡で、出産までに戻れるはずという過信。
低能、バカ。




なぜここまで低能かというと、
どうしても走ってみたいコースだったから。
(有名な御ブログのこれ)

もう、高原とか低木とか展望台とか、要するに高いところが好きなバカなのです。

クマザサ見るだけでテンションあがるのです。




金曜日AMまでに3人参加者揃ったら決行という檄文に対して、
バタバタっと参加者が揃う。

コジマさん、カワグチさん、ミズシマさん、オイラ。
そして、「途中まで…」のキクチさん。

さらに「ド晴天」の予報で、決行決定!



当日ショップ玄関での8時集合。
Sのルーベのキクチさんが先着。
途中離脱の固い決意なのか輪行袋なし。

いや、コンビニで黒ビニール買わせたい、買わせよう…

集合場所に夜勤明けのキャプテンがふらり。
その髭面っぷりに悲壮を感じ、
大人たちは逃げるように出発。

ねずみ男風キャプテン。



まずはカワグチ師匠の待つ真鶴へ到着。
「月1しか乗れてねぇ」と嬉しそうな師匠。

バッキバキの戦闘機での参戦で、
「そのかわし輪行はクッションバリバリだから」。

いつもより妙にデカいバックに、
クッションたくさん詰めスタイル。
気合入ってる!



さてスタート。
まずはツバキライン。

オイラは後半の難所もあるから…と、
弱気な熱海~函南のルートを提案したんだけども。
皆さまは「詰まらないルートより、楽して勾配の緩いルートでしょ!」とツバキへ。。

緩かったっけ?ツバキ…


でもまあ、「後半もあるから」ペースで、各々のんびりで、
初めてツバキを楽しく走る。

あ、ひとりキクチさんは後半がないもんで、登り口早々にダッシュしてましたね!

「自分のペースで先行ってくださいよ~♪」
「何いってんすか~、チャンプ~♪」


いつもはガチで走るから…
やっとこの絶景を写真で納められた!
天国旅は始まってるのだ!




大観山。寒すぎて自転車の扱いがテキトウに…



芦ノ湖までの降りはそれこそ指が取れちゃう寒さ…

三島へ降って呑んだ暮れ恒例のラーメン屋鈴福に。

まあこの店の特筆すべきはフロアレディの優しさでしょう。
繁盛店には珍しい細やかさと愛想。素晴らしい。

オイラの食すは特辛手打ち。
腹がぽっぽして、若干酔っぱらった気分にもなれて、
このあと路肩の窪みに嵌ってあわや落車ってなほど、いい感じです。


ウマ~い。でも脂が浮いて~る。



暴風。

天気が良いけど暴風。

ここで、引き留めるもキクチさんはおひとり帰宅すると。。

いま思えば、引き返すより一緒に来ちゃった方が楽だったような気も…
一人あの暴風のなかを引き返した道中の心情を察するばかり。
次は、一緒に天国に行きましょうね!!



ぼちぼち修善寺に出て、登り口に。

最近来たよなぁ~と思ったら、
虹の郷でした。


「ここ最近来て、超おいしいアユの串焼食えるんですよ~、酒も呑めるし。」
と申すと、

「ここで終わりでいいじゃん。」
とコジマさん。

そういえば目が笑ってなかった…。


ひたすら登る、たんたんと登る。

風は強いけどなんだか楽しくてしかたがない。

ロード乗りたての時の「ああ、坂が美味しい…」という感情がよみがえる。
タイムとか順位じゃなくて、乗ることの楽しみ…。

なんつって、ひとり悦に入り出す。

この一週間、なんとなく鬱々とした生活を送ってたのがウソのような爽快さ…
変な脳内物質に溢れた日でした。
人生で数本の指に入る幸せな気分だったと本当に思う。
(先週のクリテは数本の指に入る不幸な気分。振れ幅がでかいw)


達磨山レストハウスに到着。
暴風。この写真撮ったときも、吹き飛ばされそうになる。

呑んだ暮れって、風が強いよね基本的に。

カワグチ師匠が達磨山に到着すると、
Uターンを熱望していたコジマさんの熱望は砕かれ、
前に進む「呑んだ暮れ2013その1」。


そして現れたのです。クマザサ、高原、天国。









ドーン!







脳内物質、出尽くしました…。






日本には四季があります。全部行こう!!
(2013、オイラがおんもに行けるときは極力ここで!)





伝説のミーティング現場。


以前、「風で振られる?は!?踏めばいいんだよ(怒)」という名言を残した師匠が、
「今日風強いから危ないね♪ゆっくり降ろうよ?」

名言、多いです。




ここからの修善寺への降り。

登り返しなしの一本道。
き、気持ちがいい…。道がいい…。



降り終わった師匠。

「あれ?自転車って楽しいね!?」

名言。





メーンイベント。


350えーん!最高!!


串焼特急修善寺駅前てーん!
うまーい!



酔った勢い、じゃなくて酔って知能が低下しての袋詰め。
「あれ、どうやっても入らないけど?」
「この多量に余ったバンド、なに?」
この「???」感が快感。


???


いえい貸切~。
運転席見える~。








 距離:      123.46 km
 時間:      5hr 50min
 平均速度:   21.2 km/h
 獲得標高:   2,508 m
 消費カロリー: 2,067 kcal
 平均心拍:   - bpm
 平均パワー:  - W
 NP:        - W
 MAP(20min): - W 
 CP:       - W






伊豆。走るべき道は、まだまだたくさんある…





2 件のコメント:

  1. ねずみ男風キャプテンにチームスカイ・チャンプにボーネン風キクチさんですか。
    西伊豆スカイラインって阿蘇みたいな絶景なんですね。富士山付きなあたり、伊豆のほうが見応えある気がしますが。
    自転車、山岳、温泉、酒、輪行、寝落ち、サイコーですねぇ。

    返信削除