2013年7月14日日曜日

北陸生活の終わりと帰宅②

松本からおうちまでの道のりは189km。
なんだかんだでトータル2,000mを登らされるコース。

昨日の疲労もあるだろうし、たどり着ける自信がまったくなかったから、とりあえず早く出ようと4時半起床。

大量の鳥がお見送りに来てくれた。

ハンガーノックも怖いので、松本駅前の松屋に行って「ポン酢おろし牛丼大盛り玉子・サラダ付き」を頂く。
さて出発と自転車を見るとサドルに雨粒が。今日は始終ポツリポツリとする曇天だった。

とにかくお尻が痛かった。擦り剥け気味。
あまりに痛いのでコンビニでリップスティックを買って、ヒップに塗ることにした。
あまり経験のない痛みだったけれども、下ハン握る時間が増えたせいかな?と考えてみたりして。

松本から岡谷に抜けるまでは登りなんだけれども、さらに気持ちをへし折ってくれる向かい風。
まったくスピードがでずどこから電車に乗るか、どうやって自転車を詰め込むか、なんてことばかり考えてしまう。
でも峠の頂点について諏訪湖に向けて降りが続くとその弱気が消え失せ、わー楽しいとなる。
風もなくなりその後しばらく順調に走れた。

ここからの降りが本日の絶頂期。

ずっとこんな天気。富士山がうっすらと見えた。すずしくてよかった。

松本が700mくらいの標高で100km地点の甲府が250mくらいで、かなり楽チンに100kmをこなし10時前に甲府着。昨日の100km地点は丁度乗鞍頂上で16時着だったので、ああこれなら帰れるなと気が楽になる。
ここから河口湖までの御坂峠が最後の関門だなと登り始めると、ああもう本当に辛い…。
景色もイマイチで交通量も多くてそもそも楽しい登りとは言えないけれども、ここまで詰まらない思いで峠を走ることもあまり経験にない。
ボトルに残ってたし河口湖に抜けるまでは休憩せずに走るつもりだったけど、道端の自販に350mlのコーラが売ってたので堪らず休憩した。

やっぱこれが一番うまい。

河口湖に出てしまうと気が楽になる。
あとは山中湖から脱出するときの登りをこなせば、残りは全部降り基調。
天候不順なのでよく大雨に降られた三国峠ルートはやめようかな?とも思ったけど、せっかくの旅の締めくくりには、そこからの山中湖と富士山が見たいな~とやっぱり三国峠ルートにする。
最後は思いっきり踏んで登ることにする。
やっぱり250Wを維持することもできなかったけど、200Wをフラフラ越えながら見晴らし台に到着。


涼しくていいんだよな、ここ。

後は三国・明神峠を降るだけ。

何だか今日はこの峠を越えてくるローディーを沢山見かけた。
あまりの急勾配なので、自分が来たときに他のローディーを見かけたことがあまりなかったのだけども、今日は20人弱見た気がする。
中腹あたりでチャリを押す人(その先どうするのだろう…)、道端で倒れ込む人など居て、とにかく皆さん非常に辛そうだったけれども。
雑誌とかで紹介記事でも載ったのかな?

200kmまでもう少しだったので遠回りしようかとも思ったけど、いや是非200kmに挑戦するときはもっと元気走りたいと思い直して194kmでゴール。




うちに帰るとご近所さんと子ども達がうちに集合してて、ちびっ子プールで遊んでた。
「一緒に入ろうよ~」と誘われるも、日焼け止めと大量の汗でプールを汚染するものさすがに申し訳なく断る。猛烈に入りたかったけど。

自分の身体を洗う前に一ヶ月半のインペリさんの汚れを落としてあげることに。
お疲れさまでした!

4 件のコメント:

  1. おかえりなさい。

    200㎞弱を二日続けて走行って・・・。私にはムリです。
    これがとっとさんの強さの秘密でしょうか?

    で。松本~小田原間って走りやすかったですか?
    長野まで自走で行こうか検討しておりまして・・・。

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    1. ただいまです!

      富士五湖が込み合うのと甲府からのダラダラとした坂道が難所ですかね?

      国道は道幅あって問題なかったですよ~

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    2. 甲府〜韮崎〜富士見〜諏訪湖〜岡谷〜塩尻は信号も少ないので快適に走れますね。糸魚川のコースなわけですが。富士見までは登ってんだか下ってんだか分からない道が続きますが、登っているのでマイペースで行きましょう。
      松本は「右折車優先」ルールがあるので、スピードのだしすぎに注意です!(私の速度なら問題ないでしょうが・・・)

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  2. 無事太平洋側に戻れて何よりです。お疲れ様でした。
    200km近い山岳コースを2日連続で平然と走ってしまうとは・・・ステージレーサーなんですね。さすがです。

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